4月15日 営業担当者の雑記

先週9日に会社のそばにある県立松戸南高校の入学式がありました。親御さんと生徒が一緒に歩いての登校ですので一目でわかります。そして今日4時頃だったでしょうか商談の帰り道で沢山の生徒が東松戸駅に向かって歩いていました。私にとってこれは結構なニュースです。といいますのもこの高校どうも一般的な高校とは違うようなのです。制服もあるようなないような、みなさんバラバラですし登校時間、下校時間もてんでです。調べてみるとこの学校の特色は午前、午後、夜間の三部制、4年間で74単位を取れば卒業と謳っています。それでいろんな生徒がいろんな時間に行き来しているのですね。青春期の子供たちにはいろんな悩みがあり学力も、体力も、経済事情もまちまちなのでそんな人たちが高校で学べようなシステムなのでしょう。向上意欲がある若者が挫折せずにこの学校で何か生きる目標をつかんでくれるといいなと思います。

4月12日 営業担当者の雑記

コンビニエンスストアの24時間営業について賛否がいろいろ出ていますが私は基本的には24時間営業である必要はないと考えます。昔からコンビニではある一定以上の売り上げになると人手がかかるので経営者は儲からなくなるといわれていました。勿論人をたくさん雇っても儲かる好立地の店は例外です。さらに夜中に仕事をしている人たちも大勢いるのですからそういった環境下では24時間開店しても採算は取れるかもしれませんがそれは一般的ではありません。大多数の人達は夜寝て昼働く生活をしており夜中にコンビニが必要な人はそんなにはいないと思います。少ないお客さんの為に店を開けているのは甚だ不効率で且つ経営者への負担が大きすぎます。経営者だけに無理を強いるフランチャイズシステムは健全なビジネスモデルとはいえないと思います。このあたりで24時間営業が前提の契約内容を改め本部はそれに向けての体制つくりをするべきだと思います。

4月11日 営業担当者の雑記

昨日前々から失言が目立っていた五輪担当大臣が辞任しました。この方少し人の評判や自分の言い回しに気を付ける人なら絶対に言わないだろうということを何度も繰り返しています。パソコンを触ったことがないというのはある程度の年齢の人ならあり得るのかもしれませんがそれが世界に報道されると有名になったと喜び、有望な女子水泳選手が白血病になった時の感想を「がっかりしている」といったり今度は仲間の議員の応援に行き「東日本大震災の復興よりも○○さんのほうが大事だ」といったとか。政治家は多士済々色んな人がいるとは思いますがそれでもよくもこんなに無神経な人が何回も選挙に当選しているものだなと感心しています。多分よほど地元に貢献し面倒見がよく頼りになる先生なのでしょうがさすがに国会議員はそれだけでは具合が悪いでしょう。判断基準が完璧に普通ではないし表現が稚拙だし恥ずかしいという感情がなさそうだし、彼だけならいいのですが。

4月10日 営業担当者の雑記

サブー!!昨晩のニュースが今日は冬に逆戻りするので今あるもので一番暖かい服装にしてくださいとおっしゃる。早速薄いコートに外していた裏地をつけ、セータを取り出し、マフラーも引っ張り出し、手袋も探してきて準備OKということで出勤。寒いだけじゃなく冷たい雨も降っています。会社に着く頃は靴がビショビショ。よく見ると靴の底が随分薄くなっており雨が浸み込んでいます。会社に着いたらすぐストーブに切れていた灯油を補充し靴を脱ぎ乾かし濡れた足を広げた新聞紙の上でトントンして水気を取ります。部屋はすぐ暖かくなりましたが足はなかなか戻りません。今日は事務仕事が多かったのでほぼ終日ストーブの前。というわけで急な冷え込みにてんてこ舞いの一日でした。明日には少し暖かくなってほしいなア。

4月9日 営業担当者の雑記

昨日テレビを見ていたら渋谷のスクランブル交差点に人が寝た状態のベッドを運び込んだという動画を紹介していましたが、その後名古屋の地下鉄での「困ったさん」の出来事を報じていました。渋谷のは例によって若者が動画の視聴回数を稼ぐためにやったようですが名古屋のはかなりの年配者が地下鉄のドアが閉まりかけたらビニール袋や手を挟みドアが閉まらないようにしています。駅員が制止しても繰り返しそのうち足まで挟んでいました。実はこれも誰かが一部始終動画で撮影していたのをテレビが報道したようです。いたずらにしては執拗ですしそもそも分別盛りを何回も越えているような人がなんでこんなことをするのか皆目分かりません。評論家風に言うとストレスが溜まり社会に対しうっ憤を晴らしたのか?等というのかもしれませんが「ただのアホ」ですね。1,2分だったとのことで電車遅延の弁償を求められたのかどうかは知りませんが困った人です。

4月8日 営業担当者の雑記

今朝出勤時に雨が降っており昼間は上がっていたのがまた夕方結構激しく降り出した。気温も相当低く感じます。先週で桜の話題は終わったつもりなんですが今日この寒さの中まだ花を残しているのを見るとなんだか「志と違う」と言っているように見えました。勿論パッと咲きパッチ散る、潔い、花は桜木人は武士、、などなど何となく桜はある種のイメージをもって語られますが花はそんなことを知る由もなし。気温が低いので長持ちしているだけではありますが華やかだけに少しわびしい感もあります。若いころ美貌で鳴らした女優が年を経てその美しさを保てずさりとて素直には老いることもできず、それでも美しいには違いないのだがかつての華やかさを思うと寂しい といったところでしょうか。女優の中には80歳を超えても若々しく美しいだけでなく年輪を刻んだ人生の重みを感じる人がいます。いつまでも若くいたいと思いますがそれ以上に上手に年を取りたいものです。

4月5日 営業担当者の雑記

今日は月に一度の会議ということで資料作り、会議と外には昼食以外出ませんでしたが天気も良く暖かで花も何とか週末まで持ちそうです。西行桜最終回。「散る花を惜しむ心やとどまりてまた来ん春のたねになるべき」今年も充分に桜を満喫した筈だがいざ花の散ってしまうのを見ると穏やかではいられない。来年も再来年も生きている限りずっと桜を愛で続けていたい。今年の花は散ってしまうが花を惜しむ心は桜の樹の中に留まって次の年にはまた思い切り花を楽しみたいものだとでもいう歌なのでしょうか。西行の花の歌はとてもたくさんありますが今回は私が好きな、分かりやすい、想像を膨らませやすいそんなことを念頭に5首を勝手に選んでみました。23歳での出家後は終生旅を続け思うままに詠んだ歌は心に残るものが多く特に桜への思い入れは並外れており新鮮で大胆な表現は当時の歌人の中でも際立っているように思います。皆様も是非一度味わってみては。

4月4日 営業担当者の雑記

今日は午前中いっぱいをかけてデータを纏め午後から外に出ました。春のうらら、上着は要らず、いうところの「ド快晴」。「桜通り」「八柱霊園」どちらにもまだしっかり花は残っています。時に寒い日があったので長持ちしているのでしょうか。さて今日は「西行桜⓸」「春ふかみ枝もゆるがで散る花は風のとがにはあらぬなるべし」。満開から少し日が経とうとしているちょうど今くらいの時期なのでしょうか。枝に溢れんばかりの花は何かの拍子でハラハラとこぼれている。風が枝を揺らしているのではなさそうだし「触れなば落ちん状態」になってしまったのだなア。まだ花はしっかり残ってはいるのだが早くも終盤に近付いてきてしまった。誰に文句を言うでもなく自然の摂理なのだろうがそれでもなんだかさみしくなってきたなア。満開の時期に、すでに花の終わりを思いなんともさみしい気持ちが感じられます。この後幾日花を楽しむことができるのだろうか。

4月3日 営業担当者の雑記

ここ2,3日気温が低く花も少し長持ちしそうですがそれでも満開の桜は少しの風で散ってしまいます。西行桜3首目。「春風の花をちらすと見る夢は覚めても胸のさわぐなりけり」この歌もすっと心に入る歌です。花のことで身も心も一杯になり居ても立っても居られない。一日中桜のことが思われ心が浮ついている。今朝も満開の花を春風が散らしてしまった夢を見た。目が覚め夢だったので一安心したもののいまだに胸がドキドキしている。満開の花をいつまでも楽しんでいたいのに何と無粋な風なんだろうと夢の中の風に八つ当たりしてしまいそうだとでもいうのでしょうか。こんなにも花に没入し身も心も腑抜けになってしまうのですね。無風流な私には時に「西行さん少しおかしいのではないかしら」、「いくらなんでも入れ込みすぎだろう」などと思ったりもしますが、これほどまでに「大好きさ」を正面切って惚気られるとかえってある種の爽快さを感じます。

4月2日 営業担当者の雑記

昨日新元号が発表されました。万葉集の一節「初春令月 気淑風和」から採った「令和」ということで大変雅な名称で結構ですね。私はというと前職時代から自分の記憶を全部西暦に直しているので今回のことであまり変化はありません。新元号が梅の花ではありますが昨日に続き西行の桜歌2⃣.「おしなべて花の盛りになりにけり山の端ごとにかかる白雲」これはもう何の説明も要らないひたすら桜を愛でている歌です。山々はすっかり桜に覆われてまるで白い雲がかかっているように見えるというのです。当時の桜は勿論染井吉野ではなく山桜ですので樹高が高く大きく枝を張り、色も白一辺倒ではなくぼかしがかかったようになっていたことでしょうからその絢爛豪華さは目を奪うばかりだったと思われます。「御裳濯河歌合」で選者の藤原俊成が賞賛したと伝わっていますが俊成ならずともこの艶やかな光景が目に浮かぶ西行の自信作なのではないでしょうか。