8月9日 長崎原爆の日

天気予報で今日の天気は雨模様だったので傘を持って出ました。会社への最寄り駅を降りて、会社についても雨はありません。今日も予報は外れたかなと思っていたら青空が急に黒い雲に変わり猛烈に降ってきました。まもなく妻から暑いのでどこも窓を開けていたら突然の雨で家の中に雨が降りこんできた。「えらいこっちゃ」とのメールが入って来ました。続いて歯医者に行くのに濡れてしまいそうとくるので「脱いでいったら」といれたら「すぐ逮捕されるは!」と来ました。何とも平和な日常生活です。78年前の11時2分。あまりにもばかばかしいメールのやり取りをしたこの時間に突然日常生活を奪われ、命を奪われたのですね。原爆の惨たらしさは何度も耳に目にしました。何ともやりきれない思いになります。でもあくまで他人の体験を追体験して同じような気持ちになってはいますが自分の事としたらこの「日常生活」が突然あり得ないものになってしまうのですね。

 

 

8月8日 台風6号

この台風はとんでもないへそ曲がりで困ったものです。7月28日頃フィリピンの東海上で発生し8月2日頃沖縄に最接近しうろちょろしながら沖縄に停滞。今までの進路を300度近く、ほぼU-ターンし今度は北に進路を変え九州上陸の模様。一般的に夏台風は速度が遅く迷走しがちだが今回は日本の東にある太平洋高気圧の張り出しが強く北上するための進路を塞ぎまた北東に進路を変えさせる偏西風が日本の北にあり風の流れが弱いためゆっきりとした動きになったようだ。台風の進路の海水温は高くどんどんエネルギーを蓄え中心から離れた場所でも大雨を降らすとの予報が出ています。また例の線状降水帯が発生する恐れもあるので十分に注意が必要とのこと。ようやく沖縄は離れましたが今度は九州。こればっかりは文句をいう相手もいないのでひたすら自身の命を守るための算段だけ考えて無理をせず停電、断水のことも頭に入れながら迎え撃つ準備をしましょう。

8月7日 読売歌壇栗木京子

今週の選は「高地にて鍛えたみたいな速さなりマスク外して駅へ走れば:柴田和彦」この方は駅へ急ぐのに途中でマスクを外したら高地トレーニンググをしたスポーツ選手のように呼吸が楽になったというのですね。私の場合は通勤電車内ではマスクをしており駅を降りるとすぐマスクを外します。その時の爽快感。多少の背景は違いますがマスクを外したときの何とも言えない開放感。実によくわかります。コロナ禍の時期世のなかが暗かった理由は勿論かつて経験したことのないウィルスの出現に対する恐怖が蔓延していたのが大きな原因だとは思いますが基本マスク着用、食事以外は外すなというお達しを遵守したことによる閉塞感、息苦しさというのも相当大きな要因ではなかろうかと思います。声はくぐもるし息苦しいし。今だいぶ状況がよくなってマスクをつけることが通常ではなくなりその弊害をつくづく感じます。何とかこのままマスク不要になって欲しいものです。

8月3日 自転車に反則金検討

今朝、警察庁が自転車の交通違反の取締に交通反則切符(青切符)を導入できるか有識者会議で議論を始めると報じられていました。現在は刑事処分の対象となる交通切符(赤切符)を使って取り締まりが行われているがこれだと刑事手続きに警察・違反者双方に一定の負担があるが反則金が導入されれば違反の迅速な処理に繋がるとのこと。多分刑事事件を処理することの煩雑さで違反を見逃しているケースが多いのではないかと思います。最近膝が悪くなり咄嗟の動きがしにくくなったので自転車の無謀運転が特に目につき始めました。夜間の無灯、「スマホ」ながら運転、歩道での運転、信号無視など本当に困ります。よけきれないと転びますしぶつかれば相手は金属なのでけがもするでしょう。車に乗っていて怖いのは前を走っている自転車が突然方向転換することです。お年寄りの場合はもともとふらふら運転が多いので私は徐行するか大きくよけて追い越します。

8月2日 歴史的な暑さ

まだまだ暑さはこれからもずっと続くようです。もしかしたらこのまま夏が終わらないかもしれません。以前だったら「毎日暑いね」の時候の挨拶に「暑いから夏というんだ!」なんて減らず口の一つも叩いていたのですがこう暑くちゃダメです。昨日の新聞に気象庁が7月の平均気温は統計を開始した1898年以降で最も高くなったと発表したと出ていました。1991年~2020年の平均を基準値としそれより1.91度上回ったとのこと。これまでは1978年の+1.51度で45年ぶりの更新だとか。この暑さは全世界的なようでアメリカでもヨーロッパでもアフリカでも中国でもいたるところで最高気温の更新が報じられています。イギリスの著名な気象学者は温室効果ガスよって閉じ込められた余分な熱により温められた海水が深海からまた上がってきてエルニーニョ現象のようになっている為だと説明しています。温室ガス効果を解消するのはもう手遅れなのかも?

 

8月1日 吉永小百合の新作

先日テレビだか新聞だかで吉永小百合の新作映画が紹介されていました。題名は「こんにちは、母さん」山田洋二監督、共演者は大泉洋など。どうも小百合と大泉が親子の設定らしい。調べてみると小百合78歳、大泉50歳ということで何ら不思議な関係ではないんだが何しろ小百合さんは若すぎる!天下の女優と我が妻を比べるのは恐れ多いのではあるが妻の方が10歳若いとはどうひいき目に見ても信じられない。私、小百合さんは「赤胴鈴之助」のころから知っております。青春時代はそこら中に「サユリスト」がいました。うれしいことに彼女はまだ現役女優で結構映画に出ていただいているのです。「タモリ」が鶴瓶に小百合さんとの共演を 羨ましがっていた「不思議な岬の物語」、最近の母シリーズ。この方、悪女役をしても汚れ役をしても吉永小百合なんですね。いつだって「吉永小百合」なんです。うまいんだかへたなんだか。でもそんなのはどうでもいいのです。

7月31日 読売歌壇栗木京子

今週の選は「不眠症毎月通う病院の待合時間は熟睡タイム:鎌田昇」私の場合は不眠症ではありませんが腰が悪く夜中に時々目が覚めます。そのせいなのか通勤電車の行き帰り、昼休みは本当によく寝ます。日頃は電車に乗ると話す間もなくコックリ始める妻を見下していましたが今は全く逆です。私の場合は熟睡に入る5分前新京成一駅、二駅の間本を出します。これが何にも勝る睡眠導入剤になります。敢えて本を出すとは言いましたがそれでもチリも積もればで月に親書1,2冊ペースでは読めますことを付けくわえますが本題は睡眠です。とにかく不思議なもので電車の中では降車駅の二つか三つ前の駅で目が覚めます。勿論一度ならず次の駅から引き返しもしましたが。また昼休みは賞味20分きっちり寝ています。スマホの厄介にならずとも目が覚めます。こちらは不自由な姿勢で寝ているのが関係しているかもしれません。とにかくこの作者の気持ちよくわかります。

7月28日 面従腹背

日経夕刊「プロムナード」に飯間浩明という国語辞典編集者が興味ある話題を載せていました。森鴎外の「最後の一句」で不当に死罪を申しつけられた父親を救う為子供たちの命と引き換えを嘆願した際「お上の事には間違いはございますまいから」と逆らえない相手に一言付け加えた話、自分の中学校時代いたずらを仕掛けらえたと勘違いし怒った先生の事を文集に取り上げようとし謝罪文を要求され「文集に載せようなどという、理不尽極まりない愚行」「人権を蹂躙されても仕方がございません」など目一杯の反抗心で表現した。面従腹背:服従すると見せかけて心の中では従わない:で思った通りに意見が言えない状況でも自分の気持ちまでも抑えるのは難しいので工夫すれば自分を表現する方法が見つかるかもしれませんというのですがこれには傑作な「オチ」があり彼の反語は先生に理解されず「神妙で宜しい」で終わったんだとか。自己満足ですがこんな方法もありか。

7月27日 ハエ取り器

昨日馴染みの新聞販売店を訪ねる機会がありました。電話では頻繁に話し事務所にも時々行くのですが店の最深部にある事務所に初めて入ったのですが驚きました。天井から「ハエ取り紙」がぶら下がっているのです。もう数十年お目にかかったことのない絶滅器具です。念のために申し上げると直径10cmくらいの丸い紙の中心からネジネジになった1m程の粘着紙がぶら下がっておりハエがそれにくっつくと逃げられないというものです。妙齢の女性事務員に「なんですかこれは?」と聞くとハエを取るものだと教えてくれました。昨今ではハエもあまり見ないの長に「ハエが出るのですか?」と聞くと「コバエが出るので」とのこと。子供時分市場の魚屋さんにはこの器具が何本もぶら下がっていました。そういえばテーブルの上に傘状のハエ除けを置いていたこと、家の出入り口には蚊取り線香を置き、寝るときには蚊帳を吊ったことなどこの話で大盛上がりになりました。

7月26日 呆れた社長

このところ保険金不正請求問題で話題になっている中古車販売大手のビッグモーターがが昨日社長の記者会見を開きました。何となく予想はつきましたが「現場のことはよくわかっていなかった」「一部の幹部がしたことで組織的な関与はない」とのこと。もともと内部告発で発覚しその後損害保険会社が保険金の不正請求を指摘し実態調査を要請し会社が外部弁護士による特別調査委員会を設けたようです。こういった会社に常の過剰なノルマ、それによる降格人事の為各工場が何をしてでも利益を上げるという体質が蔓延し不正が日常化したのでしょう。一代で何千億という売り上げ規模の会社を作ったのですからこの社長当初は目鼻が効き才覚もあり実行力もあったのでしょうが大きくなるにつれ裸のお様になっていったのかそれとも一切知らぬ存ぜぬで不正を見逃してきたのか。修理する車にゴルフボールをぶつけたり、タイヤに穴をあけ保険金を水増しとなると立派な犯罪です。