6月5日 「民度」ってなに?

先日日本のコロナに因る100万人あたりの死者数が他国に比べ少ないのは「民度」の違いだとおっしゃった大臣がいました。昔から日本は神の国ですし、神風も吹きましたし多分他の国の人とは何か違うんだという趣旨の事なのかと疑いましたが多分それは考えすぎなのでしょう。ただここでいう「民度」とはどういう意味なのでしょうか。確か「民力」というのは朝日新聞社が発行している統計本で市町村ごとの経済力や労働力を知るのに役立つものですが民度とは不勉強ながら初耳です。英語辞書には「The standard of living」が例として出ていましたがそうすると生活水準ということなのでどうもここでいう「民度」とはニュアンスが違いそうです。通訳が何と訳したのか分かりませんが質問をした他国の人は以降何も聞いてこなくなったのでその趣旨は理解されたのではないかと大臣。もしかしたら答えの意味が不明だったのかあっけにとられたのかも。

6月4日 柏葉アジサイ

昨日も今日も営業での途中どなた様かの庭に柏葉アジサイが咲いているのを見かけ始めました。この花は形が日本古来のアジサイとは相当異なっており4,5cmの白い花弁が20cm程の紡錘状にびっしりついており緑の葉と真っ白い花のコントラストがまたその形からこの時期非常に目立ちます。まさに娘さんの姿態そのものです。私はこの花を見ると「おそるべき君等の乳房夏来る」という西東三鬼の俳句を思い浮かべます。この句は終戦の翌年昭和21年夏に作られたものでそれまでファッションとは程遠い服に身を包み季節も関係なく昼夜勤労奉仕に明け暮れていた女学生など若い女性たちが晴れてその肉体を誇るように胸を突き出して歩いているのですね。平和の喜びに満ちた何とも明るく爽快な句でとても気に入っています。今はコロナで外出が少々憚られてはいますが夏に向かって一直線のこの季節、街を公園を皆が思い思いの格好で闊歩できる日が待ち遠しいですね。

6月3日 アベノマスク

私は千葉に住んでいるのですが一昨日安倍総理からプレゼントのマスクが届きました。緊急事態宣言が解除されてまもなくなので第二波用あるいは「東京アラート」対策用なのでしょうが、今マスクは馬鹿げた代金を払わなくても大体手に入りますので我が家はそこそこ在庫できています。それに鼻口がしっかりカバーできる一般的なものの方がいいので敢えて小さなマスクをつける気持ちはありません。介護施設などマスク不足で困っているところがあればお届けしようかなとも思っていますが。それにしても、もう大分多くの家庭にこのマスクは届いている筈なのに装着している人を全く見ないのはどうしてなんでしょう。だれか「記念にとっておく」といった人がいましたがもしかしたら今大評判の「こうやってコロナに打ち克った」という本とセットで取っておくと100年後文化(政治)遺産としてとして評価され博物館行になるかもしれませんぞ。

6月2日 米の抗議デモ対応

他国のことを批判する気はさらさらないのですが、アメリカで白人警官の暴行で起きた黒人死亡事件をきっかけに全米で暴動が起きていますが私には分からないことだらけです。まず白人警官が自分に身の危険があるとも思えない状況で黒人容疑者を押さえつけて殺したこと。投稿された写真を見ると傍にいる警官もそれを止めようとはしていません。公衆の面前で犯した殺人。そしてこれに抗議するデモ隊に対し、勿論参加した一部の人達が何をとち狂ったか略奪などを起こすのには絶対に許せませんが大統領がツイートで「略奪が始まれば 銃撃を始める」といっているのには驚きました。デモ隊を「プロの無政府主義者、暴力集団、略奪者」といい、「石を投げた者は銃を発砲したものと同じ。そうした人に報復すべきだ」とも。簡単に銃撃しろなどという言葉が出てくるのは本当に怖いことです。そもそも何が原因だったのか彼には考えることもしたくないのでしょうね。

6月1日 学校再開

今日久しぶりにランドセルを背負った小学校生徒が集団で歩いているのを見ました。学校が始まったのでしょうか。コロナ騒動からもうどのくらい経ちますか、学校は休み、公園でも遊べない、テーマパークには行けない、学校給食はない、、、子供たちは大変だったでしょうね。親はもっと大変だったでしょうが。学業のこともあるでしょうがまずは元気な顔見せからでしょう。多分久しぶりに会う友達とまた遊べることが精神的には大きなことなのだと思います。まだ密集を避けるための措置がとられているようなのでフルメンバーとはいかないのかもしれませんが。こんなことは親にも子にも未だかってないことで、こう長いと「学校がなくてうれしい」などということはさすがにないでしょうね。やはり街には元気な子供たちの声が聞こえ走り回っている姿を見られるのは大人にとっても嬉しいことです。何とか二波、三波など起きないようにまだまだ気を付けていきましょう。

5月29日 久しぶりの会合

今日松戸市内の新聞販売店で作っている会の寄合いが久しぶりにありました。4月は三密を避けようということで中止しましたが今月は自粛も解除されたので、席は一つ置き、入室時には消毒、風通しを良くするなど十分な注意を払っての実施でした。私は事務局なので直接店の経営に携わっているわけではありませんが出席者の話しは非常に深刻なものでした。一方の利益頭である新聞折込が激減さらに主利益元である新聞販売も不況下での購読中止などで店の経営が非常に危険な状態で、あらゆるコストカットを行っているが先が見通せないので不安で一杯との話。普段は冗談も飛び交う言わば懇親、意見交換の会ですが今回は深刻でした。廃業も視野にとか業態変更を真剣に検討とかまずはセイフティーネット4号申込みで資金を確保しなければなどといったかつてない話題が一杯でした。みなさんこれをきっかけに強い体質の店作りが必要だとの認識を新たにして閉会となりました。

5月28日 サラリーマン川柳

今日第一生命が読者が選ぶサラリーマン川柳トップ10を発表しました。年季の入ったサラリーマンが作る、時代に沿った自虐ネタという図式は今年も健在でした。多分作者も選んだ人たちもシニアサラリーマンなのだろうと推測します。1位は「我が家では 最強スクラム 妻・娘」などと言いながら家族仲の良さをさりげなくアピールしているように見受けました。3位の「話聞け! スマホいじるな!メモですが」はよくありそうな光景ですが話ことばをスマホで打てるほどの早打ちなのでしょうかなどと思ってしまいます。「たばこ辞め それでも妻に 煙たがられ」嫌味を言われることを少し喜んでいるマゾ気味の方なのでしょうか。「足りないの?そもそも無いよ 2000万」これは結構まじめですね。2000万円必要だといわれてもねエ。ない人はどうすればいいのでしょうかね安部さん?何となくTVに出てくる新橋のオジさん達のイメージになってしまいます。

 

5月27日 薔薇

今年は家のバラの葉が虫に食われいまだに花が全くつきません。先日行ったバラ園も全くの不作でした。ここは有料ですから単に手入れが悪いだけのような気もしますがバラはポツポツで広い庭園一杯にオルレアがはびこっています。オルレアが悪いわけではありませんが。そんな中新京成みのり台駅から会社への道中で二か所気になるバラがあります。一つは庭に大きな二つのツボがあり一つには真紅のもう一つには艶やかな赤いバラが植わっており今を盛りに咲き誇っています。二つとも赤で色違いというところが家人のセンスでしょうか。もう一つは工場の植栽にあるピンクのバラです。この工場こそ多分ほったらかしで雑草も生い茂っているのですが不思議に春はしっかり梅が咲き今は華やかなピンクのバラが咲いています。土管を扱っている敷地内では作業着のおじさんが砂煙を上げてリフトを走らせていますがそこに咲くピンクバラも何とも言えない取り合わせです。

5月26日 キンポウジュ

私が居る事務所には駐車場にも使う広いスペースがあり建物との境に幾種類かの植物が植わっています。今はトキワマンサクが終わり少しのツツジとキンポウジュが満開です。キンポジュ:金宝樹は別名ブラシノキといいますがまったく言い得て妙なネイミングです。枝の先端に数枚の細長い葉が付いておりその下10~20cmほどの長さに1cmくらいの赤い針状の花がびっしり付いています。英語でもBottle Brushというようですが本当に細長い瓶の奥まで差し込め上下するとたちまち中が綺麗に磨けそうです。実際に試したことはありませんのでもしかしたら赤い花がすぐ取れてしまうのかもしれませんが。この花今を去ること数十年前確かサンフランシスコ?だったと思うのですが街路樹として植わっており名を聞いたらBottle Brushと教わったのを覚えています。オーストラリア原産のフトモモ科ですと。これまた色っぽい学名で結構ですね。

5月25日 ピッツァ

昨日久しぶりに南房総は長南町のピザ屋に行ってきました。以前同町にある長福寿寺に紅花を見に行った際偶然知ったのですが、コロナ禍でどうなっているのかと尋ねてみました。予約していったのですがテラス席での食事とテイクアウトだけで店内での食事はなし。ここは何とものどかなロケーションで前の畑では伸びに伸びた草を老夫婦が刈っていました。さてメニュー。前菜とピッツァとデザートと飲み物のランチに冷製カボチャのスープを追加。スープは程よい甘さの非常にまろやかで上品な一品。さてピッツァですが二人でしたので「マルゲリータ」と「モンテビアンコ」を注文。ここのピッツァは台が薄くシッカリした生地で勿論自家製窯で焼きます。マルゲリータはモッツァレラがたっぷり乗っておりトマトソースとの相性も結構。モンテビアンコは生ハムとルッコラ、チーズの相性が素晴らしく「ウマイ」。私は台が薄く程よく焦げたものが好きなので大変満足でした。