6月7日 少し早歩き、がん予防にも

今日の日経夕刊に東京大学中川恵一先生の表題の文が掲載されていました。マグロやカツオはエラに酸素を送り込むため一生泳ぎ続ける、人間は直立歩行を始めた時から長く歩くように進化してきた。そのため長く歩くことが健康維持に不可欠だといいます。ある米国の調査に依ると1日あたり4千歩のグループを基準にすると1.2万歩までは総死亡率が下がり、がんによる死亡では1.6万歩まで減少が続きそれ以上歩いてもプラスの効果は見られなかった。日本でも群馬県の「中之条研究」によると「1日8千歩、そのうち20分は早歩き」で健康を維持できることが分かった。「1日7千歩、うち15分は早歩き」でも大腸がん、乳がんなどを予防できることが確認されたそうです。私たちは歩かないと不健康になる進化上の宿命を負っていると結びます。私の場合は会社の通勤などで6千歩弱のとろとろ歩行。足腰が弱く早歩きは気分だけ。歩かないよりはいいのでしょうが。

6月6日 怒り

昨日の帰りに新京成みのり台駅で椅子に座り電車を待っていたらドーンそしてしばらくするとまたガシャーンと激しい音が聞こえてきました。音のする方を振りかえるとサラリーマン風の若い男性が壁を足でけり上げています。「憤懣やるかたない」「悔しくて仕方がない」理由はなんだか分かりませんが何しろ荒れている模様。私は足腰が悪くなり咄嗟の行動に対応できなくなっているので大人しく本を読んでいました。彼は来た電車には乗らず座り込んで携帯を操作しています。会社で上司に叱られたのか、営業先のお客さんから罵倒されたのか私にも経験があります。まったく肌が合わず、周りの人皆からも嫌われていた上司からほとんど毎日小さな事で難癖をつけられ人間性まで否定された時はさすがに落ち込みました。普段は相手構わず反論しけんか腰になるのですがこの人とは話もしたくなかったので必要な会話以外せずひたすら時が経つのを待っていた記憶があります。

6月5日 アジサイ

昨日手を手術してから久しぶりにアジサイ見物かたがたドライブをしました。手術したのが利き手の右だったのですが大分動かせるようになり車の運転に支障はありませんでした。いくつかの候補の中から宗吾霊堂に行くことにしました。ここだと平らな境内なので足腰が悪い夫婦にもちょうどいいかなということです。出発時ナビに「宗吾参道」と入れてしまったら京成の宗吾参道駅についてしまい慌てました。寺ではアジサイ祭りがおこなわれていましたがそんなに混んではなくゆっくり見物出来ました。ここは珍しく柏葉あじさいが多いのですがガクアジサイ、今流行りのアナベルなどもありましたが総じて少し時期が早いようで色づきが足りませんでした。案内板にアジサイと甘茶の違いを説明してありそのアジサイに似ているという甘茶の茎を煎じたのが「甘茶」ということですって。沢山写真を撮りましたがさて何枚が残るやら。PCのデスクトップ画面用に一枚選びました。

6月2日 台風2号

大型の台風2号が沖縄本島に接近し日本列島に接近する気配です。当地区でも今朝から断続的に相当の大雨が降っています。今5時過ぎですが外から激しい雨音が聞こえてきます。今日は先月のまとめをしようと思っていたのですが急遽やんごとなき事情が発生しほぼ終日とられてしまいましたので休む予定だった明日は出勤になりそうです。雨がない梅雨は水不足で困るし降りすぎると水害でもっと困ることになります。帰りはびしょぬれになりそうですが家の最寄り駅まで妻に迎えに来てもらいます。台風2号

6月1日 アジサイ

各地で梅雨入りが発表されています。関東地方もそう遠くない時期に発表されるのでしょう。沖縄近辺にとどまっている台風の影響で九州もかなり雨が降っているようです。この時期梅雨、雨となるとアジサイがでてきます。会社の行かえり植栽や庭に植わっているアジサイが大分咲いています。昔は定番の七色変化の一種類しか記憶にありませんが最近は本当に色んな種類の花が咲いています。アジサイはこの時期を彩る花として万葉集にも歌われていますが江戸時代西洋の人が(シーボルトが有名ですが)持ち帰り彼の地で品種改良したものが「西洋アジサイ」として日本に入ってきたようです。もともとの色とは随分違い本当に鮮やかな色が沢山あります。ヤマアジサイのように大分形が異なったものもあります。鎌倉にはアジサイを売りにしているお寺が沢山あります。長谷寺、東慶寺、成就院、明月院あまり教えたくない長谷の光即寺などなど。ボチボチでかけようかな。

 

5月31日 大失敗

今朝は大失敗をしました。いつもは5時40分に起き7時2,3分に家を出7時27分の電車に乗っています。ところが今朝目覚まし時計がいつまでもならないなと思い時計を見ると6時45分です。「ヤバッ」いつものペースでは絶対間に合わないので妻を起こし車で駅まで送ってもらうことにしました。勿論朝食はなし、顔を洗い服を着るまでで6時55分、いつもは新聞を読みながらゆっくりと用を足すのだが今朝は無理、途中でもよおすのは困るなと思いながら力むと彼(彼女)も私の緊急事態を悟ったのか一発快便。で腕時計を見ると7時半?掛け時計を見ると7時5分。何と腕時計も寝すぎたのか故障中(多分電池が切れかけなんだろう)もはや一刻の猶予もありません。慌てて家を飛び出しいつもは25分ほど歩いて行く最寄り駅まで外でエンジンを掛けスタンバっていた妻に送って貰いかろうじてセーフ。記憶にないほど昔一度経験していますが朝から疲れましたわ。

 

5がつ30日 読売歌壇栗木京子

今週の選は「スーパー閉まるバスもないから一時間歩いていこうかこの街出ようか:前田佐和」何とも切実です。確かに人口が多く商売が成り立っていたからスーパーもあったのですが若い人は街に残らず人口は減るばかりなのでスーパーも閉店してしまったのですね。でも間違いなくここで生活している人はいるのですから困ってしまいます。テレビで巡回スーパーのことを取り上げていましたがやはり今までスーパーを利用していた方にとっては物足りません。しょうがないから一時間かけて最寄りのスーパーまで歩こうかと考えたものの帰りは荷物を持っています。再々行くのもかったるいので少しまとめて買おうかなどと想像するとげんなり。いっそのことこの街を出てしまおうかというのです。生まれ育った場所なのか少々遠くても我家が欲しいと買ったのか分かりませんが悩ましいことです。昨今空き家のことが話題になりますが住む人はいてもこんなことが起きるのですね。

5月29日 利き手の手術

先週の木曜日に「手根管症候群」の手術をしてきました。日帰りで1時間足らずのものでした。局所麻酔をしましたので痛くもなく多分軽い部類の手術なのでしょうが利き手が使えないので甚だ不自由です。箸はまったく使えません。風呂も手術箇所を水に濡らすなというのでほんの水浴び程度。何より小便をするのに肝心なものを引っ張り出すのに一苦労。ジッパーの付いたズボンは無理なのでジャージにし今日の出勤もその格好です。パソコンは左手で一字づつ拾いながら打っていますが何とかクリア。運転も左手中心で右手は添えるだけですが何とかこれもクリア。鉛筆はまったく持てません。シャツのボタンは便利な道具を娘から買ってもらったので可。ただしはずすのは難儀。家だと助けてくれる人がいますが外に出てしまうといないので昼めしはサンドイッチかおにぎりの生活があと一週間ほど。こうしてみると今まで何と利き手のお世話になっていたことかわかります。

5月22日 読売歌壇栗木京子

今週は彼女が選んだ3首からではないものに注目しました。「この先もつまづかぬため右左歯磨きしながら踏む青竹を:小野ひとみ」小野さんも健康を気に掛ける年齢なったのでしょう。一生自分の歯で食べたい、足が弱ってきたら歩けなくなったらどこにも行けなくなるということでしっかり歯磨きをし青竹を踏んでいるのですね。幸い私は歯が丈夫で虫歯はないのですが前歯を一本欠かせ今はブリッジが一本あります。膝と腰が悪く少々歩く格好は悪いのですが毎日通勤で1時間半ほど歩いています。歩く速度は甚だ遅く毎日会う若い女性からはスイスイおいて行かれます。家に帰ってからは自己流の体操をし固まった体をほぐしています。転んで骨折したとか頭を打ち、以来起き上がれなくなったなどという話を聞きますので身体が動く間は何とか自前で活動したいと思っています。同年代でホノルルマラソンを走ってきた人もいますがそんな大それた目標ではありません。

 

5月19日 中西さん逝去の報

昨日元西鉄ライオンズで大活躍した中西さんが亡くなったと報じられていました。今はなき「西鉄ライオンズ」。中西さんはその後いくつかの球団に行ったようですが私には西鉄ライオンズ時代の記憶が鮮明です。忘れもしない日本シリーズ巨人との一戦に三原監督率いる我がチームは3連敗ののち4連勝という神がかり的な逆転優勝をしました。優勝の凱旋パレードが北九州小倉を通るというので中西、豊田、仰木、大下、稲尾、高倉などなどの勇士達がオープンカーに乗っているのを見に行きました。その時のメンバーです。あのホームラン伝説は報道され中西さんの定番になりましたがバッターボックスに入ると巨大なお尻をひょこひょこ揺すってから構えます。それが何ともかっこよく少年野球チームには沢山のちびっこ中西がいました。長嶋さんや王さんのようにスマートな体形ではなくどちらかというと力士タイプ。そこから打ち出される強烈な打球。記憶に残る選手でした。