チューニング 2017年11月26日
6月に立て続けに2匹の子猫を拾った▼1匹は仕事仲間からSOSが来た。数日前から庭に子猫がいるという。右目が悪くなっている三毛猫▼もう1匹は、会社の近くで帰る途中に拾った。痩せた茶系のキジトラ。交通量の多い場所で、放っておけば、いずれ車にひかれてしまうだろう▼うちにはもともと4匹の猫が居る。まず考えなければならないのは、先にいる子たちの安全だ。猫エイズや白血病などの検査が終わるまでは一緒にできない▼引っ越して部屋に余裕ができたこともあり、子猫はそれぞれ別の部屋に隔離することにした。検査ができるまで、約8週間。一人でかわいそうだが、いたしかたない。キジトラは大人しい性格のようだが、三毛は落ち着きがない。その上、かなり目が悪くて目薬がかかせない▼検査の結果は良好で、2か月後にやっと2匹を一緒にすることができた。驚いたのは2匹で遊ぶようになってから、三毛がかなり大人しくなったこと。人間でもそうだが、「他者の存在」は実に大きい▼2回のワクチン接種を待って、最近になってやっと大人猫たちとご対面。しかし、三毛は「シャーッ」と威嚇(いかく)してまわる始末。大人猫は優しい目で見守っているのに…。まだまだこれからである。