わたしのページ(読者投稿)
2025年2月23日

杉本洋子さんの作品

ずっと元気に過ごすために
 友人が室内のちょっとした段差でつまずいて転倒した。
 幸い、軽いケガで済んだようで良かったが、これは他人事ではないと思った。
 さっそく転倒をしてケガをしないように「片足立ちトレーニング」を日課にした。やり方はいたって簡単。両目は開けたまま、背筋を伸ばして立って、片足を上げる(浮かせる)だけである。
 この片足立ちトレーニングは転倒予防の他に、筋力の向上、バランス感覚の向上、体幹の強化、姿勢の改善、脳の活性化、骨粗しょう症の予防、腰痛や肩こりの予防などの効果がある。
 片足立ちは、左右1分間ずつを1日3回(左右で計6回)行うだけで、足の付け根の骨に約53分のウォーキングと同等の負荷がかかるといわれている。
ふらつく人は壁や椅子などにつかまってやるといい。
 簡単にできる人は秒数をのばしたり、足をより高く上げてみたり、浮かせている足をブラブラ振ってみたり、円を描いてみたり、腕を上げてみたり、いろいろ自分で考えてやってみるのも面白い。目を閉じると危ないので、必ず目は開けたままやろう。
 たった一度の転倒によって生活が一変することもある。
 ずっと元気に過ごすためにも、家族に迷惑をかけないためにも、転倒しないよう十分に用心したい。(イソヒヨドリ)

災害時の持ち出し用バッグに塩
 やっと衣類を冬物に入れ替えた頃、災害時の持ち出し用バッグのアイテムも見直そうと思った。
 夏物の着替えの衣料は秋冬物へ、消費期限の短くなったものは新しい物へと交換した。
 また、冷却剤から使い捨て温カイロへと入れ替えた。飴も溶けているようなので新しいものにし、冬場ならチョコレートもいいだろう。リストを参考にしながら1つのリュックサックに詰めた。
 その中で、自分なりの持ち出し用アイテムを考えてみたのだが「塩」はどうだろうか。
 体のミネラル分としての塩分補給用。避難所等で必須になる手洗い、うがいの殺菌、消毒用。歯磨き粉の代用としても使えるのではないかと思う。
 また、シャワーやおフロの時のスクラブ代わりにもなるだろう。もちろん食事のための調味料としても使える。塩を小さいボトル1本分でも持っているといろいろ使えるのではないだろうか。
 わたしは化粧ポーチに入れておくことにした。(小金きよしヶ丘・シゲ美 53)

孫の成長を垣間見る出来事
 リハビリ施設の行き帰りのバスに乗るには、
「マスク着用」が義務付けられていました。
最近来られたご長老は、マスクをしていなかったので、スタッフの方から注意されました。
 ご長老方はあわててバッグの中や、ポケットの中を急いで探っていましたが、一向に見つかりませんでした。
時間も迫って来たので、
「私予備を持っていますから、どうぞ」と未使用のものを渡すと、
急いで着用していました。
 暫くしてその方はバスの順番が来たので、何も言わず黙って行ってしまいました。
 家に帰り、今日はこんなことがあったと孫に(学生1年女子)話したら、
 「おじいちゃん、いくらその方からお礼の言葉がなくても、きっとこれからおじいちゃんが親切を受けることがあるから、今回は腹に納めて。これからきっと親切を受けることがあるってー」と、孫から悟されてしまいました。
 そういえばこのフレーズって最近、おばあちゃんが孫に言ってたのと同じかも。
 孫の成長を一つ垣間見たのかもしれません。(マスクは一番 81)

花粉症に家族全員悩んでいます
 家族全員が花粉に悩み、あらゆる治療のため病院等へ行っていますが一向に改善しません。
 症状が出ない方々も多いと聞いていますが、今年は特に鼻水、くしゃみ、涙目に悩んでいます。
 外出から帰ってすぐに手洗い、うがい、また洋服を家に入る前に叩いてから入っています。ある程度の対策はしているのです。
 花粉症、早くスギ花粉が来ない季節になることを心から願っている日々です。(胡録台・花粉症嫌い)

80代になっても綺麗な歯のまま
 過日、かかりつけの歯科医院で歯石除去の施術を受けた。歯石除去はとても気持ち良いので定期的に受けている。
 今回も終了後、受付で半年後に同じ内容で予約を取りたいと申し出た。すると、受付の女性が「先生が○○さんは歯がきれいに磨けているので、次回より1年に1回になりました」。
 意外だったがとてもうれしく、また清々しい気持ちになった。
 毎朝の歯磨きは大腸がん予防にと、そして歯磨きは1日3回実行している。その他、オーラルケアを保つ利点は、認知症とフレイル予防対策にもあるので意識して、80代になっても、歯のきれいなおばあちゃんになりたいと心より願っている。(岩瀬・バラの花束 50)

鬼の心が世界や社会にうようよ
 「鬼は~外、鬼は~外、福は~内!」。
 父の甲高い声が家中に響く。子ども心に「かっこいいなあ!」と思いながら父の姿を見ていた節分の日。我が子が生まれ、父の姿を思いつつ、私も近所に恥ずかしいなと思いつつ、頑張って声を張り上げた。子も育ち、今や年の数だけ豆を食べるだけとなった。
 ところで、この鬼とは何なのだろう。鬼というと、頭に浮かぶのは、「桃太郎」、鬼ヶ島への鬼退治。そして、神様と鬼の関係、考えるとかなり深い問題である。
 現代の世の中、社会に目を向けると、鬼より怖い人間どもがいるわいるわ!
 長野駅の通り魔事件、北九州市の中学生2人殺傷事件、北海道女子高校生橋転落殺人事件、東京板橋区の踏切偽装自殺殺人事件等など枚挙に暇い。善良な人間の命を奪う、人間の所業ではない。
 そして、世界ではロシアによる理不尽なウクライナ侵攻、イスラエルのガザ侵攻。拉致人間を数十年にわたり返さない北朝鮮。過去にさかのぼれば、ナチスドイツのホロコースト。
 いずれも人間の所業なのである。まさに、心の中に鬼が潜み、多くの人間が組織的に加担して非道すぎることをしでかしてしまうのである。
 ごく最近の日本では、多発する闇バイトによる強盗。SNS等の誹謗中傷をはじめ、いじめ等では児童生徒の自殺が過去最多となっている。
 鬼が鬼の心が世界や社会にうようよと漂っている。「渡る世間は鬼だらけ」である。
 この鬼退治は、如何にしたら良いのであろうか。善なる神もいる人間、できる範囲で声を上げたり、行動をしなければならない。この鬼は、人間の心の中の欲、業欲の中に潜んている。暴力を振るわないよう。暴力により他を傷つけないよう、哲学を普遍させなければならない。
 楽しい日本を築くには、人々の心を穏やかにし、他への思いやりの心、人権尊重、命の尊厳、平和思想を、この社会に根付かせなければならない。
 (稔台・雑草愚人 68)

子供だけでなく大人も必要では
 1月29日ラジオニッポン放送、上柳昌彦の「朝ばらけ」を聴いていると、明けの語り人のコーナーで松戸の名が出てきました。
 それは、外国人の就労者が妻子を日本に呼び寄せて定住する人が増える中、子どもたちが学校に通う際、話すことは次第にできるようになるが、教科書を読み理解するのは難しい。
 そこで、学習支援を行う場所が松戸には3か所(松戸教室、常盤平教室、新松戸教室)があり、教える人はみなさんボランティアで、メンバーは元教師、元商社マン、主婦、定年した方などさまざまなようです(週1回、1学期3000円を徴収)。
 夜間中学があるのは知っていましたが、このことは知りませんでした。
 アメリカでは英語ができない子には学校の中に教室があり、そこで英語を学習してから普通学級に戻すシステムがあるそうです。
 外国人労働者が増えて来ているなかで、子どもだけでなく大人も必要だと思います。(五香・五香のすずめ)

買う時は軽いアシスト自転車に
 松戸は坂が多いし、高齢なので、いずれアシスト自転車を購入しようと思っていたので、那須温泉に行った際、ホテルのレンタルで経験してみようということになった。
 用意されたのは、昔牛乳を配達する人が使っていたような、でかくて重そうなやつ。でも、登り坂や向かい風でも気分よく、すいすいと進むので、妻と小一時間ほど走った。
 だが、返却しようと左足を地面に下ろした途端、跨いだまま倒れた。起こそうとしても重くて無理。妻の目の前で86歳がほふく前進。温泉に入ろうしたら股間にアザまで。
 買う時は軽いのにしよっと。(八ヶ崎・鵜沢吉樹 86)

橋本靖子さん(松戸新田)

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