今月のラジオポワロ
ポワロ=西洋ネギ
松戸ベジフル倶楽部第126回では、番組パーソナリティで、あじさいねぎ農家の成嶋伸隆さんが今期から栽培・収穫を始めたリーキについてお話しされています。
リーキとは一般的に西洋ネギと呼ばれヨーロッパで使われるネギの一種で、日本の品種のネギでは下仁田ネギに似ています。
英語名ではリーキ、イタリア語ではポッロ、フランス語ではポワローとよばれていて、ラジオポワロの番組冒頭「松戸と言えば? 矢切のネギ!」という定型文から始まるように、極太の矢切ネギを洋風な表現をしようと「ポワロ」に決まったという経緯があります。
そんな番組名の元となるポワロー(Poireau)を成嶋さんが作り始め、今期から野菜直売所「さいてって」(常盤平)で販売をしています。
しかしこのリーキ、栽培期間が長く病気に弱かったり、土寄せが難しかったりと栽培が大変だということですが、その分、とっても食味は良いそうです。ネギ独特の臭いは控えめで辛みも比較的マイルド、繊維が柔らかく口の中に残る感覚がないので生でも食べられますが、それでも過熱するのがオススメ! とのこと。
シンプルにグリルで焦げ目が軽くつく程度に焼いてチーズと一緒に食するのも美味。他に茹でて酢漬けや、ポトフやシチューそしてグラタンの具としても、肉巻きリーキやてんぷら、フリッターにしても美味しくいただけるということです。
本来は稀少で高価なリーキですが、成嶋農園のリーキは常盤平の直売所「さいてって」で、お求めやすい価格で販売されていますので、ぜひご来店ください。
さて、ラジオポワロ番組内でご案内していますが3月20日(木・祝)は毎年恒例となった「まつど春のホコテン」が開催されます(主管・松戸まちづくり会議)。松戸駅東口の「まつど戸定ロード」を車両通行止めにして歩行者天国とし、毎年開催しているイベントです。子どもたちが道路に絵を描けるチョークアートや子どもたちに大人気のレールキューブ、大道芸人KAYAさんのパフォーマンスやEVAダンススタジオのベリーダンス、RIE着物教室の盆ダンスなども楽しめます。
そして松戸市民会館近くのアンダーパスで線路を渡ったKITEMITEMATSUDO前のプラザ広場では「あおぞらおやこCafe&Bar」を同時開催(主管・松戸商工会議所)。親子で楽しめる工作などのコーナーや、ステージイベントでは「ばけごろう」のショーや絵本読み聞かせ&人形劇が、そしてキッチンカーの出店もあります。
いずれも主催は松戸市、開催時間は11時~16時、少雨決行・荒天中止です。お問い合わせは松戸市文化にぎわい創造課☎047・366・7327、松戸まちづくり会議・上條☎090・4366・7421、松戸商工会議所☎047・364・3111まで。(文責・寺田)

あじさいねぎ農家の成嶋伸隆さんが今期から栽培・収穫を始めたリーキ