東葛駅伝
六中が4位、常盤平7位、二中9位

 第76回東葛飾地方中学校駅伝競走大会(東葛駅伝)が19日、松戸市民劇場前スタート、野田市総合公園陸上競技場ゴールの10区間、31・9キロで行われ、我孫子が1時間39分39秒で連覇。常盤松(流山市)が2位、久寺家(我孫子市)が3位に入った。

松戸六中のアンカー、小池和選手

 松戸市では、松戸六中が4位(1時間43分7秒)、常盤平が7位、松戸二中が9位に入った。同大会には東葛地方6市75校が参加。六中は1区42位と出遅れたが、2区の鈴木蓮太郎選手が20位前後まで上げ、3区の伊藤里駆(りく)選手が9位で4区の渡邉大志選手にタスキをつなぐと、渡邉選手は4位まで順位を上げ、後続の選手が4位を守り切ってゴールした。
 アンカーの小池和(なごむ)選手は、「昨年の5位を超えることが目標だったので、目標達成です。きょうの自分の走りはいつも以上に良かった。県駅伝(11月2日)では6区間で6人しか走れないので他のチームがより強くなってくる。1区でいい順位でもってきて、その後耐え続けて、最後は1位になって全国に行きたい」と話した。
 3区を走った伊藤選手は「集中していたので、暑さも全く気にならず、楽な状況で走れた。もっと行けたかなと思う。大きな大会で、ここぞという時に結果が出せるチーム。市内駅伝では1区を走ったが、自分がやらかしてしまって、常盤平に負けた。市内駅伝でチームに引っ張ってもらった恩返しのつもりできょうは走りました。県駅伝は勝ちたいです。これからどうやっていくかが、1番につながると思います」と話した。
 山本真監督は「ケガや体調不良で、ベストのメンバーをそろえきれなかったが、きょうの段階でベストのメンバーで組んで、子どもたちが一生懸命走って、真剣勝負という今年のテーマをしっかり表現してくれたのがきょうのレースだったと思います。去年のチームは仲がいいという良さがあり、今年のチームは厳しい中でみんながしっかり目標を立ててみんなで取り組んでいくというところがプラスアルファー。市内の大会では常盤平に負けてしまったので、その悔しさから、東葛駅伝で松戸で1番という目標でやってきた。目標は4区終了段階で5位以内だったが、4位で来てくれた。1区の選手が本調子ではなくて、想定よりも低い順位で来てしまい、流れに乗るのが大変かなと思ったが、よくみんなで修正してくれた。県駅伝では、昨年関東に行っているので、関東出場を視野に、県でも上位をとれるように、2週間練習を積んでいきたいと思っています」と話した。
【戸田 照朗】

松戸六中駅伝チーム

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