講演・渋沢栄一シリーズその3
東京ステーションホテル物語

 講演・渋沢栄一シリーズその3「東京ステーションホテル物語」(NPO法人松戸市民劇団主催)が9月14日午後2時から松戸市民劇場で開催される。
 新1万円札の表面には渋沢栄一の肖像、裏面には東京駅が印刷されている。赤レンガ駅舎に使用されているレンガの多くは渋沢栄一が会社設立に関わった「日本煉瓦製造株式会社」で製造されたもの。国指定重要文化財である東京駅丸の内駅舎内にある東京ステーションホテルは、創業当時から幾多の変遷を経て、たくさんの物語が紡がれてきた。2012年に完成した駅舎復元工事と同時に、ホテル再開業に携わってきた総支配人の藤崎斉氏を招きホテルの物語を語ってもらう。
 第一部は東京ステーションホテルを舞台にした小説の朗読。第二部は東京ステーションホテル常務取締役・総支配人、藤崎斉氏の講演が行われる。
 藤崎氏は東京都江戸川区生まれ。立教大学卒業。㈱リクルートのホテル子会社を経て、1984年東京ヒルトンインターナショナル(現ヒルトン東京)開業スタッフとして入社。2002年ウェスティンホテル東京、その後JALホテルズ本社(現オークラニッコーホテルマネージメント)に勤務。2011年、日本ホテル㈱東京ステーションホテル開業準備室室長として入社し、翌年、同社取締役総支配人を経て現在に至る。2013年度、日本ホテル産業教育者グループが選出する「ホテリエ・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。
 会費は1500円。問い合わせは、☎090・8101・9347松戸市民劇団、石上さんまで。チケットは松戸市観光協会(☎047・703・1100、午前10時~午後6時、月曜休)でも扱っている。

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