パレスチナ・イスラエルの即時停戦求め、市民が請願
神惇子さんら数人の市民が市議会に「イスラエルとパレスチナの戦争を憂慮し、人道的立場に立った即時停戦を求める決議についての請願」を提出。
7日の市議会総務財務常任委員会で全会一致で可決された。25日の議会最終日に決議される見込み。
請願の中で神さんらは、「松戸市は、日本国憲法の基本理念である平和精神にのっとり、平和の維持に努め、世界の恒久平和の達成を願い『世界平和都市宣言』をしています。人はすべて、かけがえのない平等な存在として尊重され、幸せに生きる権利を持っています。どんな国に生きていようと、その権利に変わりはありません。現在のパレスチナ・ガザ地区の人道状況は、ユニセフが発表したように『子どもたちの墓場と化し、人々の生き地獄』となっています。国際人道法に反する病院への攻撃や、患者を乗せた車の車列、学校、産業基盤が攻撃され破壊されています。これにより食料や水、燃料、医薬品も命をつなぐ最低ラインに達し、人々は飢餓という人道上の危機に直面しています。(中略)この惨状を目の当たりにして、どちらが正義かというより『人を殺してはいけない』という原則に基づき、一刻も早い停戦が必要です(後略)」と訴えている。