チューニング 2024年3月24日

事情があり、今年に入ってから毎月九州の実家に帰っていた▼先月は実家で飼っていた猫を連れて帰った。実家でも昔は数匹の猫を飼っていたが、今では1匹だけになっていた。保護猫なので年齢は分からない▼小倉駅のホームで新幹線を待っていると何人かの人が声をかけてくれた。猫が入ったキャリーバッグを囲んで、見ず知らずの人たちと話し込む。「大変でしょうけど、頑張ってください」。保護猫のネットワークはすごいな。私は松戸にいる動物愛護家の友人に、心の中でつぶやく▼今回のことでは、いろんな人が助けてくれた。留守中、家にいる猫たちの面倒を見てくれた近所の食堂のママ。動物病院の先生。両親をケアしてくれている介護の人たち。叔母たちや、実家の近所の人たち▼これで我が家は犬1匹に猫6匹になった。実家から連れて帰った猫、チビは、実家では自由に外に出ていた。周辺は畑と田んぼしかないようなところなので問題はなかったが、こちらではそうはいかない。心配していたが、家の中だけの生活には慣れてくれたようだ▼ただ、ほかの5匹の猫との共同生活は嫌なようで、ずっと私の部屋に1匹だけでいる。ほかの猫は嫌いだが、人間は好きなようで、いつもゴロゴロと甘えて、私の腕枕で寝ている。

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