女子U15ソフト日本代表
大川沙菜さんが表敬

 10月21日から29日まで東京都で開催された「第1回WBSC女子U15ソフトボールワールドカップ」に日本代表として出場した松戸市立第三中学校3年の大川沙菜さんが、銅メダルを獲得したことを報告するため、11月29日、本郷谷健次市長を表敬訪問した。
 大川さんは、今年1月に高知県高知市で行われた「令和4年度女子U15日本代表選手選考会」に参加。全国から厳しい参加条件をクリアし集まった精鋭83人の中から16人が選ばれる「女子U15日本代表」に選出された。6月に群馬県高崎市で開催された「UTSUGIカップ」と、台湾で開催された「第1回女子U15アジアカップ」の2つの国際大会を経験したのち、「第1回WBSC女子U15ソフトボールワールドカップ東京大会」に出場。見事銅メダルを獲得した。大川さんは、松戸市立第三中学校ソフトボール部部長として、今年7月の千葉県中学校総合体育大会で優勝。8月に開催された全国中学校体育大会に同部初となる出場を果たす。日本代表では、「UTSUGIカップ」「アジアカップ」でスターティングメンバーとして名を連ね、アジアカップ銀メダル獲得に貢献。ワールドカップでは、直前のケガの影響で代打・代走のみの出場となったが、献身的にチームを支え、銅メダル獲得に貢献した。
 大川さんは、小学3年生からソフトボールを始め、ジュニアソフトボール連盟の八ヶ崎レッドウイングスに所属。女子選抜チームのホワイトレイズにも選ばれていた。小学校5年生からセカンドを守っていた。「UTSUGIカップ」と「アジアカップ」ではライトを守ったが、難しい打球が来たり、ゲッツーを取ったりできるセカンドの守備の方が楽しくて好きだという。「バッティングより守備の方に自信があります。部の顧問の東野沙弥先生にビックカメラ女子ソフトボール高崎の市口侑果選手みたいな選手になったほうがいいよと言っていただいて、それから市口選手のようになれるように、と思っています。将来はソフトボールを続けて、実業団に入りたいと思っています。(世界大会に出てみて)外国の選手は元気がいい。アメリカの選手は体格が良く、打球を遠くに飛ばしたり、投げる球も速い。これが世界のレベルなんだと思った。代表チームでは、メンタルトレーニングをして、プラスの志向が大事、試合でも雰囲気が良くなるように、笑顔でプレーすることを意識することなどを学びました」と話していた。【戸田 照朗】

市長(左)を表敬訪問した大川さん

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