市立博物館で館蔵資料展
「どきどきクロノロジー」

 松戸市立博物館では、開館30周年・千葉県誕生150周年・松戸市制施行80周年を記念した館蔵資料展「どきどきクロノロジー」~新しい土器?古い土器?何年前の土器かなんでわかるの?~を、4月29日から6月11日まで開催する。
 遺跡からみつかったモノがいつ頃のもので、どのような順番で変化したのかを調べることをクロノロジー(編年)といい、考古学の中でも基礎的な研究分野のひとつ。同展では松戸市域の縄文土器を題材にして、クロノロジーの基本的な方法や理論がわかりやすく紹介される。
 展示の構成としては、松戸市域でみつかった縄文土器166点を3章構成で紹介。クロノロジーの基本となる方法を各章1つずつ紹介するという。
 なお、会期中、関連企画として学芸員講演会「土器の古さの測り方」(5月20日13時~市立博物館講堂。要申込)やワークショップ、同館学芸員が展示解説するギャラリートークも行われる。
 問い合わせは、☎047・384・8181同館。

深鉢形土器 貝の花遺跡
縄文時代晩期(松戸市提供)

注口土器 後田遺跡
縄文時代後期(松戸市提供)

深鉢形土器 貝の花遺跡
縄文時代後期(松戸市提供)

注口土器 貝の花遺跡
縄文時代後期(松戸市提供)

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