誰もが楽に気軽に行ける役所に(読者投稿)
今月1日の読売新聞に折り込んでいた、雑がみの分別などの松戸市からのお知らせの保存版パンフレットに目を配りました。
来年4月1日から燃やせるごみは、紙袋から中身が見える透明な松戸市指定ポリ袋に一本化されるのは皆さんご存知と思います。わたしが物心ついた頃からあった、入れ過ぎると破裂したりヒモが結びにくかったりマチがないなど不便な点もあった紙袋が引退するのは、少し淋しい面もあります。
パンフレットのメーンのリサイクル出来るor出来ない紙に関して、わたしも両親も頭を傾げる点があったので先週、市役所に行く用事があったついでに担当されている廃棄物対策課にお邪魔してお尋ねしました。職員さんは親切丁寧に教えて下さりました。
さて、全ての用事が済んで1階の新館と本館を結ぶ渡り廊下を歩いている時にある光景を見て、ふと考えさせられました。
車椅子に女性の方が座っておられ男性の方が押していました。お二方共、初老の方でした。あの渡り廊下はよく眺めると緩やかな坂になっています。坂を押しながら車椅子を利用する事はさぞかし大変な事でしょうし、何よりハッと思い付いたのは介助者のいないお一人の車椅子利用者の方は果たしてあの緩やかな坂を自力で通れるだろうかと思い付き考えました。
両手で車輪を回して登るのは汗もかくでしょうし、喉も渇くかと想像しました。
わたしはよく松戸市役所を利用しておりますが、出入口横の受付の方をはじめ職員さんの方の接客態度は好感を持てます。どのような方でも身体に負担がなく楽に気軽に行ける 松戸市役所であって欲しいとわたしは願っています。
今ようやく松戸駅周辺がバリアフリー化に向けた工事をされていますが、松戸市には素晴らしい施設などが沢山あります。先週、市役所で初老の車椅子利用者を目にして灯台下暗しのごとく色々な事を考えさせられました。
(古ヶ崎 A・W 47)