今年もクリスマスイベント展開中の松戸駅周辺商業協同組合など受賞
千葉のちから「中小企業・小規模企業表彰」
積極的な事業展開による地域経済への貢献や、さまざまな地域活動への取り組みなどを行ってきた県内の中小企業・団体等を表彰する、千葉のちから「中小企業・小規模企業表彰」の今年度表彰式が先月行われ、市内からは美容業の㈱ネオ・ゼロ、松戸駅周辺商業協同組合がそれぞれ表彰を受けた。
㈱ネオ・ゼロは、車椅子で来店できるバリアフリーの店舗を開店するとともに、店のスタッフ全員が「ハートフル美容師」の資格を取得したことなど、松戸駅周辺商業協同組合はクリスマス時期の音楽祭やイルミネーション、抽選会等のイベントを発展させ、地域経済の活性化に貢献していることなどが評価された。
松戸駅周辺商業協同組合の小野塚雄理事長は「駅前を盛り上げようと10数年やってきた。継続してやっていくことがすごく大切で、そうした活動が認められたのだと思う。これからも続けていくためには新しい人材の確保が大事で、若い商店主などの新しい力を何とか取り込んで、駅前の活性化、松戸を盛り上げる活動に一役買っていきたい」と話していた。
なお、同組合では今年も松戸駅周辺東西商店会エリアで「松戸クリスマスファンタジー2021」を展開している。東西の駅前を中心に街路灯にイルミネーションを施しているほか、スマホ1台あれば参加できるスタンプラリー方式のクリスマス抽選会、演奏のライブ配信やアーカイブ配信を中心としながら一部有観客でクリスマス音楽祭も開催している。抽選会と音楽祭は今月26日まで、イルミネーションは来年1月31日まで点灯(16時30分~23時)される。【竹中 景太】