県内の聖火リレー中止
松戸では無観客で点火セレモニー
7月1日から3日に行われる予定の県内の東京オリンピックの聖火リレーについて、千葉県は新型コロナウイルスの感染状況を踏まえて、県内全区間における聖火ランナーの走行を中止すると、先月27日に発表した。代替措置として、3日間の各セレブレーション会場で無観客による点火セレモニーを実施する。
セレブレーションは、各日の最終走者の到着時に行う、聖火の到着を祝うセレモニー。松戸市は県内ルート3日間のうち最終日3日の最後に聖火ランナーが走る予定で、セレブレーションを松戸中央公園で行う予定だった。
代替措置の点火セレモニーは、1日に山武市の蓮沼海浜公園第2駐車場、2日に千葉市の幕張メッセ駐車場、3日に松戸市の松戸中央公園で行われる。
パラ聖火は8月18日予定
パラリンピックの聖火リレーは8月12日から24日まで各都道府県で行われるが、千葉県では8月18日に「千葉県聖火フェスティバル」として行われる予定。各市町村で「市町村の火」を採火し、市原市の市原スポレクパークに集め、「千葉県の火」とする。競技会場のある千葉市内の5区間で聖火リレーを行った後、東京に送り出す。
松戸市では、松戸市少年少女発明クラブの子どもたちが古式のひもぎり式で火を起こし、「松戸市の火」を作成する。
事前キャンプ一部中止
松戸市がホストタウンになっている五輪の事前キャンプについて、ルーマニアのフェンシング、水泳競技、卓球、レスリング、ドミニカ共和国のバレーボールが先方からの申し出により中止となった。
ルーマニアの陸上競技とドミニカ共和国のテコンドーについては受け入れる方向で調整中だという。
ワクチン接種券 12歳まで6月内発送
新型コロナウイルスのワクチン接種は、65歳以上の高齢者は6月13日時点で13万4000人の対象者に対して69・3%、18万5683回分が予約受付。35・7%、9万5733回接種した。
65歳以上の高齢者については7月末までの接種完了に目途がたったことから、市では55歳から64歳の市民には17日に接種券を発送し、60歳から64歳までと、基礎疾患がある人、高齢者施設等従事者、子ども関連事業従事者は19日から予約の受付を開始した。それ以外の55歳から59歳までの人は26日に予約受付を開始した。
12歳から54歳についても30日に接種券を発送し、基礎疾患がある人、高齢者施設等従事者、子ども関連事業従事者は7月5日から、40歳から54歳は7月7日から、12歳から39歳は7月14日から予約を受け付ける。
予約は電話か市予約サイトで受付。電話は☎0120・684・389、☎050・5526・1081。
大規模接種センター等での接種を希望する人には事前に接種券を発行。接種券発行申請書(代理人の場合は委任状も必要)、本人確認書類(運転免許証、健康保険証など)の写しを松戸市新型コロナウイルス相談窓口(市役所本館2階大会議室)に提出(午前8時30分から午後5時まで)、または、松戸市新型コロナウイルスワクチン接種担当室(〒271ー8588 松戸市根本387の5)に郵送する。
予約代行窓口もある。市役所本館2階大会議室で、毎日午前8時30分から午後5時。6月の土・日曜は各400人定員。常盤平・小金・小金原・六実・馬橋東・新松戸・二十世紀が丘・東部の8市民センターで6月の土・日曜の午前8時30分から午後5時まで。各50人定員。