わたしのページ(読者投稿)
2021年6月27日
取り残される人がないように…
デジタル化についていけないアナログ人間です。
一緒に暮らしている家族がネットを使えるので、新型コロナのワクチン接種の予約をしてもらい、地元の病院で2回の接種を無事終えることができました。一人暮らしをしていたら、こんなにすんなり予約できなかったことでしょう。
買い物の支払いも、もちろん現金。最近はレジが機械化されているスーパーも増えてきました。今はまだ店員さんがいますが、いずれ無人化されると思うと、なんとも寂しい気持ちになります。
先日、精算機のないスーパーのレジで、店員さんに貰ったおつりを床に落としてしまいました。その瞬間、店員さんが優しい声で「大丈夫ですか?」と声をかけてくれて、とてもあたたかな気持ちになりました。コロナ禍で家族以外の人と話すことが減ったので、心の触れ合いは貴重で、すごく嬉しかったです。
デジタル化は時代の流れで、止めることはできないと思いますが、上に立つ人は、よく考えて、取り残される人がないようにお願いしたいです。(稔台・くも)
かなりの怖がりで心配性な自分
わたしはこの年になってもかなりの怖がりと心配性で、TVドラマでも怖いシーンは飛ばしたり、また小説を読んでても主人公の危ないページでは、2、3ページ抜いて読んで結果が判ってから、戻って読むことが度々あります。なので読み終わってホッとしない本はほとんど読みません。気持ちを現実にひきずるタイプなのです。
そして、最近の心配はコロナ後の生活はどうなっていくのかということです。
我が家では夫がテレビのニュース解説や有識者の討論番組を良く見ます。その話などを聞いているだけで、わたしは気分が落ち込み、心配性が始まるのです。
ある番組では、日本は少し前の東南アジアのどこかの国のように、大国の下請け化が著しいとのことでした。
例えば、スマートフォンでも技術は素晴らしいものを持っていたのに、自国で生産出来る所が無く、仕方なく外国に技術を売ったとか、お家芸であるはずのアニメ制作も中国が会社を作り、日本人の若い人たちがそこで社員として勉強や技術の向上に努めているとのこと。
日本が今まで外国の賃金の安さに惹かれて海外に工場等を作り、技術共に流失した結果、国内の賃金は上げず、気付いてみれば、色々な面で競争力は弱体化しているとのことでした。
わたしの受け取り方の問題もあり、全てがその通りでは無いかもしれませんが、子どもや孫世代にかわりつつある今、コロナワクチンも自国で出来なかったこともあり、何もかも大国にお願いする時代になるのか、本当に心配の種は尽きないものです。
(根本・みみちゃん71)
朝顔市もなくなりガッカリ
季節的に今までは朝顔市があちらこちらで開催されていましたが、コロナ感染予防対策で中止になっています。
わたしの知りあいの方も丹精込めて朝顔を育て、朝顔市に出品される予定でしたが中止になり、行き場のない朝顔の鉢植えは仕方なく処分される予定です。
普通ですと季節を感じる花として重宝される朝顔市もなくなり、誰しもががっかりの気持ちです。
いつ頃終息するか見当もつかないコロナは、人々の季節感さえ遠ざける憎い感染源ですが、オリンピックが無事始まり無事終わることを、朝顔の花の如く満開の色とりどりの競技がつつがなく進行することを心から希望しています。(胡録台・朝顔)
バイデン大統領から届いた手紙
去る5月に突然ホワイトハウス、バイデン大統領より手紙が届いた。
内容は彼の公約、アメリカン・レスキュー・プラン(国民救済計画)の一環として、あなたに1400ドルを給付しますとあった。家内も同様の手紙を受け取った。二人合わせて2800ドル、日本円にして約30万円強だった。
初めは今はやりの詐欺まがいの手紙かと思ったが、封書も米国財務省発送であり間違いない。その後、2週間遅れて支払いを裏付ける財務省予算局から財務省振出の小切手が、わたしと家内個人宛てにそれぞれ届いた。
財務省振出とは日本で言えば大蔵省の振出小切手であり、偽物ではないことが分かった。念のためアメリカ大使館に確認したところ、案件は国税庁(IRS)管轄で大使館には責任者が不在で直接アメリカに問い合わせてくれと電話番号を教えるだけでそっけなかった。
トランプ大統領時代よりアメリカン・レスキュー・プラン(国民救済計画)としてアメリカ国民にコロナ対策など経済支援として現金給付を行っていた。バイデン大統領はトランプ元大統領のいくつかの政策を取り消しているが、このプランは引き継いでいる。
今回は3回目の支払いになる。わたしはアメリカ市民ではないが1970年代に5年間アメリカで働いており、その間所得税を支っていた。日本にいるわたしにこの救助プランが適用されるとは考えなかった。しかし40年昔の納税者に対しても義理堅く、現実に大統領から支給の手紙が来て、財務省から小切手が送られてきたのであった。
アメリカ自体は莫大な債務を抱えながら、国民を大事にするものだと感じ入った。自分もその恩恵にあずかったと、「アメリカよ、永遠なれ」と快哉を叫んだ。
小切手の有効期限は1年あり、何に使おうかいろいろ考えを巡らした。たまたま孫たちが来たので、今度アメリカからお金が入ったらうんと美味しいものをご馳走すると約束し、彼らも大いに期待して帰って行った。
それからがひと仕事だった。
まずは財務省振出の小切手の現金化である。これが出来ねば話は先に進まない。日本の銀行、在日外国銀行に電話をかけまくったが、受け付けてくれそうなのはM・S信託銀行のみであることが分かった。
さらに同行に手続きを確認すると、まずアメリカの国税庁の受給資格条件に合致すれば同行で小切手の取り立てに応じるとのことだった。
現金小切手を受け取っているのに今更何の確認が必要かと訝ったが、早速国税庁のウェブサイトで調べて見ると、このコロナ対策現金給付はわたしのような非居住者外国人は対象外だと判明した。さらに国税庁の説明では、当該小切手は返送されたいとの説明があった。財務省発行の小切手を不渡りには出来ないからだろう。
孫たちとの約束は空手形に終わり、信用失墜した。これまでの熱意が冷め未だに返還せず保管している。人騒がせなアメリカだった。(八ヶ崎・松田賢 83)
せめて道端の花見て心癒したい
あちこちの花便りをきくと、花を見に小さな旅によく行ったものだ。コロナウイルス感染防止のため、もう1年半も旅に出ていない。
運動不足にならないように毎日散歩をしている。
春には、蝋梅、水仙、椿が咲き、そして桜のころとなり、4月に入るとチューリップ、木蓮、5月にはネモフィラ、薔薇が咲き誇り、6月には紫陽花が濃淡の色を付け「見て、見て」というように、垣根越しに道路に向いて咲いている。
足を止め見惚れ、スマホで何度もパチリ。本土寺や水元公園は紫陽花やあやめが見頃だろう。
100年前、スペイン風邪で、日本人だけで45万人という死者が出、スペイン風邪がおさまるまでに2年かかったという。
三密回避を心掛けながら、2年でおさまってくれることを願う。こんな中でも、せめて道端の花などに目を向けて心を癒せたらと思う。(松戸在住)
コロナ禍で筋力落ちるも気長に
わたしは毎日夜8時には寝て、朝は4時に起きる生活をおくっています。いくら遅く寝ても習慣とはおそろしいもので、4時には目が覚めます。
朝はゴミ出しが終わると、散歩に1時間をかけて歩いていましたが、コロナ禍で半年間歩かなくなるとたちまち筋力は落ちてしまいました。今は昔より年をとりすぐ転ぶようになったし、お茶の飲み過ぎでトイレも近くなった。
あと3年はコロナも終息しないと思うので、無理しないで気長にやっていこうと思っています。(匿名希望)
落雷は危険だが必要不可欠
「地震、雷、火事、親父」。
これは昔から恐れられている事柄を挙げた慣用句ですね。
2番目の「雷」も自然災害のために防ぎようが無く、人命に関わったり、火事を起こしたりします。山地で暖められた空気から上昇気流が生まれ、それが雷雲になり落雷するからです。
落雷は危険で怖いから当然苦手な人が多いのですが、一方では「稲妻(=稲の配偶者)」とも呼ばれ、大気中の「窒素」が田畑に固着されます。
窒素は肥料の三大栄養素(窒素・リン酸・カリウム)の一つであり、植物の成長に不可欠な元素です。「田畑が窒素により稲穂が実る」ということは、科学的に立証されています。
わたしの町の神社では毎年例祭が行われ、五穀豊穣を祈願しています。コロナの収束を願いながら、秋のお祭りを待ち望んでいます。
何はともあれこれからの季節、ゴロゴロなったらまずは、対策ですね。建物内へ避難したり、傘をとじたり、しゃがんだり…。
それはそうと「親父」は4番目にありますが、昔ながらの威信と信望は、かなり様変わりしてしまいましたね。(安全一番 77)