わたしのページ(読者投稿)
2021年5月23日
国民みんなが苦しんでます
できるだけ観ないでください、というおかしな聖火リレーも無理やり始まり、オリンピックへと向かっていますが、コロナ禍で生活自体が大きくゆがめられ、国民みんなが苦しんでいます。
わたしは大袈裟ではなく、第二次大戦で大国アメリカに戦争を仕掛けた日本の愚かさから、まだ何も学んでいないのかと本当に絶望に近いものを感じます。おかしいと思いながらも、権力を持った軍に流された。大きな禍根をまた繰り返すのかと。
医療関係者の方々の大変な苦労も想像できないのでしょうか。今、さらに感染は大きく広がっています。治療も受けられないまま亡くなられている方もいます。
2年間にわたるこの期間に、ほとんど何も具体策もとられないまま、さらにオリンピックですか。世界からどの程度の選手が集まるのか。日本の酷暑のなかで全力を発揮できるのでしょうか。お金がどのように関わっているのか、我々庶民にはわかりません。
何より大事な国民の命に関わっているのに、どうして無理をして強行されなければならないのか全くわかりません。度重なる自粛生活くらいと軽く考えて流されることが許せません。大きくおかしいと思いながら流されることが次世代にどれほどの禍根を残すこととなるか。どうか、マスコミ関係者の方々のお力をおかしください。(常盤平西窪町・匿名希望)
中学校にも広がってほしい動き
風の強い日、めくれあがるスカートの裾を手で押さえながら自転車で駅に向かう女子高生を見かける。寒い冬の日にはスカートの下にジャージをはいている生徒も見かける。
ある私立の高校で、女子の制服にスラックスを導入しているというニュースを見た。徳島県の公立高校では7割が導入しているそうだ。自転車や電車通学が多い高校生には機能的でとても良いことだと思う。
未成年を狙ったおぞましい犯罪が多発している近年は盗撮防止にもなり、保護者も多少は安心できると思う。
やがて中学校にも、この動きが広がってほしいと切に願う。(二ツ木・石井裕子)
朧月夜で思い出す姉妹の絆
朧月夜とは、ぼんやりかすんだ春の夜の月のことのようです。「菜の花畠に入り日薄れ」ではじまる唱歌『朧月夜』がありますが、この歌には姉との忘れられぬ思い出があります。
4歳上の姉が小学4年生の頃、音楽の時間にこの歌をひとりづつ歌う授業があり、順番がくると姉は歌の一節一節をはっきりと口をあけて歌ったそうです。歌い終わると先生が「良い声だしお腹から声を出していてよく出来ましたね」と批評して褒めてくださったそうです。
余程うれしかったようで下校すると早速、わたしにそのことを笑顔いっぱいにして話してくれました。
姉は得をしています。生来の透き通ったキレイな声に恵まれていました。その姉は10年前に84歳で他界しました。
わたしは若き日に、昭和期に流行した結核に罹り、家族の許を離れて療養所へ入所したことがありました。丁度、20歳を少し過ぎた頃のことです。
青春の真っ只中、ワクワクしながらお勤めをしていた毎日でした。それなのにこんな病気になってしまって、とすべてに絶望して我が人生はこれで終わりだと悲壮感に満ち、落胆して失意のどん底にありました。くらい日々でした。
療養所への入所に待機していたある日のこと、姉は半紙を取り出すと「点滴は岩をも穿つ」と毛筆で書いて「芳ちゃん頑張ってね!」と、不安でいっぱいだった表情のわたしにその半紙を渡してくれました。
その後、わたしは2~3年ほどの時を経て、療養の甲斐あって健康を取り戻すことができました。後期高齢者の中でも先輩格に入りましたが、今もなお頑張って生きています。
姉の生前は二人でいつも仲良く暮らしていました。姉妹の絆に感謝でいっぱいです。
唱歌『朧月夜』はわたしの愛唱歌になりました。歌っては姉を偲んでいます。
(小金原・小倉芳子)
図書館はわたしの宇宙だ!
わたしは図書館に毎日のように通っている。本が大好きで一日一冊は必ず読んでいる。近所の人に言うと「偉いわねー。わたしなんか図書館に行ったことなんかないわ」と驚いたように言ってくれるが、別に偉くも何ともないと思っている。たんなる暇つぶしである。
一番上の子どもは本が大好きで、「ママおっちょこちょいだねー。一回読んだ本をまた借りてくるなんて」とあきれられることもある。それでも少しは尊敬してくれているらしく、おすすめした本の感想を言ってくれたりする。
図書館はわたしの宇宙だ。今は好きなだけ本が読めて、人生最高の時間を過ごしている。
(八ヶ崎・匿名希望)
コロナ禍でも楽しめる皆既月食
今年は日本で楽しめる月食が2回(5月26日と11月19日)もあるんです。
しかも、1回目の5月26日の月食は、今年の12回の満月のうち、最も大きく見える満月(スーパームーン)なんです。
日本では約3年ぶりの皆既月食となります。
月食は、太陽と地球と月が一直線に並ぶとき、つまり満月の時にだけ起こり、月が地球の影に入ることで欠けて見える現象です。太陽に照らされた地球の影に月がすっぽり入った際に、皆既月食となります。部分月食で月が徐々に欠けて見えなくなっていきますが、皆既月食になると月は消えずに、赤銅色(しゃくどういろ)という、赤黒い満月になります。
これは、太陽の光が地球の大気を通過するときに、青い光は散乱され、通過した赤い光だけが月を照らすためです。朝日や夕日が赤く見えるのもこれと同じ理由です。また、地球の大気の塵の量によって色も変わってきます。
5月26日の月食は、部分食が始まるのが18時44分、月が赤く見える皆既食の始まりが20時9分、終わりが20時28分で、皆既食は約20分間見られます。
そして、21時52分に部分食が終了します。ちなみに、西日本や北海道西部などでは、月の出の前に月食が始まり、欠けた状態の月が昇ってくる、月出帯食となります。
肉眼でも十分見えますが、双眼鏡を使うと、月の模様や色の変化などをより鮮明に楽しむことができるのでおすすめです。
今回の皆既月食は、東南方向の低い空で起こるので、高い建物が少ない、空が開けた場所を探しておきましょう。
月食は全国で同じ時間に見られるので、コロナ禍で会えない人とも、遠く離れた場所から眺め、一緒に楽しむこともできますね。(稔台・うさぎ)
免許返納することでけじめ
ふるさとに自動車教習所ができて、一期生として免許をとったのは23歳のときだった。それから車のない生活だったので免許の更新をせずに来たが、40歳の時に仕事上必要に迫られて、もう1度教習所に通って再度免許を取得した。
あれから40年、仕事に、趣味に、旅行にと、3台乗り継ぎ、お世話になった。75歳で仕事を息子にバトンタッチ。旅行もバスや電車利用の方が楽に思えるようになった。コロナで増々外出も減り、車に乗ることも少なくなった。
80歳になり、そろそろ引退の時期が来たのだろうかと思いながら、やはり寂しいものである。
行動範囲が狭まり、自分の生活の一部をもぎ取られたような思いで悶々としたけれど、免許返納、と自分で自分に言い聞かせ、知人にも広言することで、やっとけじめが付けられた。
(松戸在住)
コロナ禍でのひとつの過ごし方
今年はコロナ禍にて大型連休もみなさん外出を控えていらっしゃると思います。
自分も一般の主婦の生活で淡々とした日々です。ただ現代はすごく便利で、「ラジコ」というアプリがあります。
パソコンで日々、遠い県外のラジオ放送でもリアルタイムで聴くことができます。そのラジコを使って、福井県で放送されているある音楽番組のパーソナリティーさんへ弾き語りのリクエストを送りました。何とそのリクエストが採用されたのです。
希望した曲は、あのショッピングモールの歌姫で有名な半﨑美子さんの曲です。すごく素敵な演奏と歌声で感慨深いものがありました。まさか、こんなことがあるんだともうビックリでした。
今のこの時期、テレビを見るだけでなく「ラジコ」なる便利なものを使って過ごすのも、コロナ禍での一つの過ごし方かもしれませんね。(二ツ木・渡辺明子)
菊の差し芽に挑戦しました
この5月の連休は、2日ほど庭に出て「菊の差し芽」に挑戦してみました。もちろん、コロナ禍の運動不足解消を兼ねてです。
手順は、
①先ず昨秋咲いた菊(植木鉢)を用意し、40㎝ほどに育った新芽を根元から切り落とします。
②次は「差し穂作り」です。1本当りの長さは10㎝~12㎝くらいで、茎の下先端(節辺り)をカッターで丁寧に斜め切りします。根が出やすくするためです。
③次に全ての葉っぱ(3~4枚)を半分に、ハサミで切り落とします。養分が葉に集中しないようにするためです。
④その後、1時間から2時間、水に浸けておきます。
⑤そして育苗箱に土を入れ、その差し穂を挿します。
⑥水をたっぷりあげ、日陰で保管します。
⑦茎の長さが15㎝ほどに育つ2~3週間後に、5号鉢~7号鉢に、新しい土を入れて植え替えます。
⑧これで準備万端、秋の開花は間違いなしですね。
菊は、同じ場所で繰り返し育てると、病気や害虫の被害を受けやすく、また丈が長くなり過ぎ倒れてしまいます。1年ごとに新しい土で、「挿し芽」を行い、植え替えた方がいいですね。その作業は、キクの生育期である5月~6月頃が適しています。
美しい花を美しく咲かせるには、やはりひと手間やふた手間は必要です。失敗と工夫の繰り返しも、また必要なのです。(菊は一番 77)