21世紀の森と広場に今年度から整備
新遊び空間「あそびのすみか」
事業費用の一部をGCFで募集
松戸市では21世紀の森と広場に整備予定の遊び空間「あそびのすみか」のガバメントクラウドファンディング(GCF)による寄附を募集している。GCFはふるさと納税制度で、「使い道」をより具体的にプロジェクト化し、共感した人から寄附を募る仕組みで、松戸市が利用するふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」上から寄附を行うもの。目標額は500万円で整備費用の一部に充てられる。寄附者の特典として遊具完成後のプレオープンイベント(令和3年夏ごろ)に招待するほか、3万円以上の寄附をして返礼品を希望しない人には寄附者銘板に名前を入れることができる(希望者のみ)。
「あそびのすみか」は久野ゆりなさん(和名ヶ谷小学校5年)の命名。市が市内の小学生から公募し、応募2065件の中から選ばれた。
今年度は、「ジオマウンテン」(かつての生き物が眠る地層や、岩石の風化・浸食を想起させる砂山)、「昆虫のスミカ」(蟻塚や洞窟住居を思わせる、自然の中に現れる山型の造形)、「縄文サークル」(竪穴式住居の形状をイメージしたネットや吊り橋で遊ぶ複合遊具。円形に配置することで、「縄文のムラ」の風景をつくる)の3つの遊具の設置にとりかかる。
そのほか、「縄文トンネル」(BBQ広場等からあそび空間に誘い、期待感を高める導入空間)、「冒険トンネル」(林間を登りながら遊ぶことのできるネットクライム遊具)、「スパイラル・フォレスト」(木々の間を縫うように滑り抜ける、50mを超えるローラースライダー)、「生き物パビリオン」(ファーブルをモチーフにした生き物の知識の学び舎となるパビリオン)、 「おんがくの広場」(生き物たちの鳴き声、風の音など自然の音を感じることができる集音器具と、子どもたちが演奏隊になって遊べる楽器遊具を配置した広場)も順次設置予定だという。
工事に関する問い合わせは☎047・345・890021世紀の森と広場管理事務所、寄附に関する問い合わせは☎047・366・7305松戸市総務部総務課まで。