ポピーからコスモスへ
江戸川の花畑は一足早く秋の準備
平成7年から「緑花清流のまちづくり」構想のもと、フラワーボランティアや地元町会、河川愛護団体によって管理・運営されている江戸川河川敷の「江戸川松戸フラワーライン」。
約2ヘクタールの花畑には春はレンゲ、秋はコスモスの花畑がつくられていたが、連作障害によりレンゲの発育が悪くなったため、平成25年から春はポピー畑となっている。
写真のポピー畑は5月末ごろ撮影したもの。6月第1週にピークを迎え、第2週には秋のコスモスの種まきのために刈り取られた。花畑は一足早く秋の準備に入っている。コスモスの見頃は10月中旬ごろ。
場所は、江戸川にかかる上葛飾橋(県道295号、旧松戸三郷有料道路)の下あたり。平成8年に完成した古ヶ崎浄化施設と平成10年に通水した「ふれあい松戸川」(流水保全水路)の間にある。
花畑になっている場所は、地下に古ヶ崎浄化施設が建設されていたため、マンホールや杭が地表にでており、石ころも散乱していたことからグランドとしての使用が困難だった。この荒地を美しい花畑として活用し、河川敷を歩く人々の目を楽しませている。【戸田 照朗】