松戸駅改良工事、今春着工
通路拡幅・改札統合・駅ビル建設
JR東日本では、松戸駅の利便性向上に向けた駅改良工事に今春より着手する。東西通路の幅員を14メートルと大幅に広げるほか、改札内のコンコースの拡張、入口専用・出口専用に分かれている中央改札の統合、また新たに6階建ての駅ビルを建設する。東西通路拡幅は2026年春の完成、駅ビルは27年春の開業予定としている。
松戸駅は現状、改札外コンコースと東西通路の2本(いずれも8・5メートルの幅員)で駅の東西を行き来できるようになっている。これを今回の改良工事では、新たな東西通路を中央に設けて1本化する。
改札内コンコースは現状の800平方メートルから1100平方メートルに拡張して、入口・出口で分かれていた改札を中央改札に統合する。
新しい駅ビルは上野方面、南側の線路上に建設する。
JR東日本では「松戸駅では、利便性向上を目的としたバリアフリー工事が3月6日に完成したが、更なる利便性向上に向けて駅改良工事に着手いたします。工事期間中は、ご迷惑をお掛けしますが、改良工事の早期完了に努めてまいりますので、ご理解とご協力をお願いいたします」としている。