わたしのページ(読者投稿)2020年3月22日
気分が落ち込んだ時は歌おう!
2月のおわり、何年かぶりに風邪を引いた。よりによって新型コロナウイルス感染症が流行っているこの時期に。大したことはなかったが、治るまで外出せず家で過ごした。
一週間ぶりに買い物に出かけたら、相も変わらずマスクとトイレットペーパーが売り切れ状態。トイレットペーパーは十分な供給量があると言っているのに。きっと、みんな色々と不安なのだろう。
気分が落ち込んだ時、手軽に元気になれる方法がある。それは、歌を歌うこと。好きな歌なら何でもよいのだが、迷った時は童謡・唱歌をおすすめする。
早春賦、春の小川、ちょうちょう、朧月夜、 茶摘み、みかんの花咲く丘、夏の思い出、海、あめふり、ふるさと、夕焼け小焼け、小さい秋みつけた、赤とんぼ、紅葉、どんぐりころころ、たき火、雪、 仰げば尊し、森のくまさん、手のひらを太陽に、大きな古時計。
童謡・唱歌を聴いたり歌っていると、その歌の情景が浮かんでくる。日本の美しい四季や幼いころの懐かしい記憶などがよみがえり、安らぎをおぼえる。やさしい歌からは癒しを、楽しい歌からは元気をもらえる。
また、歌を歌うことは、ストレス解消、免疫力アップ、代謝がよくなる、誤嚥予防、脳の活性化、美容などの効果もあると言われている。
歌詞を思い出せない時は鼻歌で。替え歌を作って歌ってみるのも面白い。
いろいろ不安なこともあると思う。だが、こんな時だからこそ、ひとりひとりが明るく前向きな気持ちでいる、それが一番大切なことだと思う。
(稔台・カノン)
早く終息に向かうこと願う
新型コロナウイルスの影響はついに小中学校を休校に追いやることになった。いろいろな施設も休みとなり高齢者の行き場も無くなっている。
北海道は、道内全域に感染が広がっている関係で、「不要不急」の言葉も省かれたような外出禁止に近い発表があった。今までにないことだけに、多くの不安、恐怖にも近い圧迫感、切迫感に襲われているのではないか。
スーパーには、マスク、トイレットペーパー、テッシュペーパーの棚が空になっている。
お店の人に聞くと、「オイルショックの時以上です」といわれる。他の人に聞くと、「学校が休みになって、子どもさんが家に居るので子どもさん用に食料品を買い溜めしているのでは…」とのこと。
薬局の前には朝人が並び、日によっては「今日はマスクなどの入荷はありません」と張り紙がしてある。新聞を見るとある会社は「国の補助を受けて機械を増やし今まで以上にマスクなどを製造出来ます」と載っていた。また「紙不足ではありませんので、トイレットペーパーなど、今まで以上に製造しておりますので、心配なさらないでください」と載っていた。
群集心理、パニックと言うのだろうか? 買い溜めされて、本当に今使うのにも困る人がいることを考えて欲しい。
早くコロナウイルスが終息に向かうことを願う。マスク無しでもいられるように、人混みを避け、自分で出来る防御を心がけてゆこう。
(常盤平・松戸住民)
なにがいつ必要になるか…
春と聞くと、一番は花粉症で悩む方々が多くおられますが、最近は特に専用マスク、また薬も花粉症対策に出回り症状も軽く過ごされる方々が多く安心しています。
しかし、今年は新型コロナウイルス対策でマスクが品切れ状態。日々の生活において、かなり苦労されている方々も多くおられるみたいです。
つい最近までドラッグストアにおいて、いつも売場で花粉対策以外では人気薄のマスクでした。しかし今は売場の品物でも主役扱いです。
なにがいつ必要になるかわかりません。物の大事、大切さをあらためて感じた次第です。
くれぐれもマスクを有効活用し、いつまでも健康であり続けたいと願っている昨今です。 そしてコロナウイルス問題が一日も早く終息して今までの普通の生活に戻れるように信じています。
(胡録台・花粉症)
苦い小学校入学式の思い出
思い起こせば70年前、僕は6歳でした。
小学校の入学式の当日でした。校門の右側に見るソメイヨシノは見事に満開で、時おり吹く強風が花びらを散らしていました。
その門を通り越す間際、お母ちゃんは満開のサクラをチラッと見上げ、僕はうつむいたままでした。
お母ちゃんと僕がそうなってしまったのは、家を出る直前まで言い争ったからでした。お母ちゃんは「今朝は特別寒いから、これをズボンの下にはいて」と、僕に青いモンペをすすめました。
僕は一瞬ひるみ、そして小声で「いやだ!」と叫び、その後かたくなに黙り続けましたが、内心僕は「僕は男だ、寒くても平気!、平気だ!」と叫びました。いくら「ズボンの下だとか外から見えない」と言っても、女物は女物、それはお母ちゃんの物じゃないか。
お母ちゃんはその後も、「特別寒いから」と何度も繰り返したけど、僕は自説を曲げなかったのです。幼かった僕には、その時の母の気持ちが全く理解できませんでした。
確かにその朝のサクラは満開だったけど、僕の目にもお母ちゃんの目にも、何一つ映りませんでした。
つまるところ、70年前の『苦ーい思い出』になってしまいました。
(松戸・母は一番)
日を追うごとに気迫伝わる
コロナウイルス問題で、テレビ中継のみで無観客で当初はつまらない相撲中継と思っていましたが、日を追うごとに力士の気迫が伝わり観客がいないなりに力士のぶつかる音、また白熱の取り組みが観ている側に伝わってきます。
このような無観客の場所は二度とない、今しか楽しむことが出来ないと思い、千秋楽まで観戦したいと思っています。
特に炎鵬関は、あの小さい体全体で繰り出す技と瞬発力は観ている側も応援したくなりました。そして館内がお客様いっぱいで満員御礼の垂れ幕が早く見られるようにと期待、そして希望しています。
(胡録台・相撲鳥)
春酒フェアで「岩の井」を
松戸よみうり2月23日号は、新「まつど」ラベル酒発売の記事を興味深く読ませていただきました。
ボトルをフランスに送り返すことを要請した故ジャック・シラク元フランス大統領は日本通で知られており、相撲がある時は大使館員にフランスまで星取表を毎日ファックスさせていたと言われています。
パリのエッフェル塔の近くにはアジア・中南米・アフリカ等の原始美術をテーマにしたジャックシラク美術館があり、一度訪れてみたいと思っています。日本のお化け・浮世絵・鎧なども展示されています。
また、3月21、22日の千葉の春酒フェアーでは、是非岩瀬酒造の岩の井を買い求めたいと思っています。
(五香西 J・O)
キラリと光る名言
作文指導の中で、毎回キラリと光る名言を残してくれる中3のI君がいます。
先日は、「幸せはハッピーのかたまりだと思う」という言葉を残してくれました。どういう意味が込められているのか聞くと、ハッピーは瞬間的な感じで、幸せは感謝の思いが込められた長期的に感じる思い、だそうです。
確かに、カタカナと漢字から受ける印象や言葉の響きの繊細な違いをうまく説明しているな、と思いました。
公立高校の作文対策の授業での1場面でしたけれど、みんなで和んだひとときにもなりました。
わたしの『お気に入りの言葉メモ』に書き留めておくことにしました。
その後は、よく「作文の課題をひとつやって帰る」と言ってくれるようになりました。(小金きよしヶ丘・シゲ美)
友人との偶然の出会いで…
4月は就職、進学へと新しい門出の時です。就職と言えば、わたしには忘れられぬ思い出があります。
終戦から3~4年が過ぎた頃、世の中は洋裁ブームでわたしは洋裁学校へ。ある日その帰りに、学校の近くにある官庁へ勤める友人の職場へ寄りました。女学校時代の同級生で再会したことをとても喜んで「あなたもここへお勤めしたら!」と言って、勝手に就職の労をとってしまいました。
それから間もなく、来所するようにとの知らせが届き、わたしはちゅうちょしつつ試験にのぞみました。試験当日、面接と筆記試験があり、将来の希望、尊敬する人、愛読書が筆記試験の主な問題で、解答をつぎのように書きました。
「教師になりたい」「小学校の時の恩師」「島崎藤村の破戒」。
何とも偉そうなことを咄嗟に頭に浮かんできたので書きました。それから30数年、永年勤続をして無事退職しました。
「将来の希望」については、ついに教師にはなれずじまいでした。
亡き母は、「官員さんになれた。なれた」と就職時、大喜びで初めての親孝行でした。
人との偶然の出会いによって、行く道が変わるということ…。わたしにもありました。
(小金原・小倉芳子)