ニューイヤー駅伝の健闘誓う
日立物流陸上部が市長を表敬

日下佳祐キャプテン(右)と本郷谷健次市長

 11月3日に埼玉県庁から熊谷スポーツ文化公園陸上競技場までの7区間、76・9キロのコースで行われた第60回東日本実業団対抗駅伝競走大会で、松戸市を拠点に活動している日立物流陸上部が6位(3時間44分08秒)に入り、1月1日に開催される第64回全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)に8年連続で出場を決めた。
 3日には、選手を代表してキャプテンの日下佳祐選手(28)、北口学監督(47)らスタッフが本郷谷健次市長を表敬訪問し、全日本での健闘を誓った。
 今年で入社6年目の日下選手は、東日本は故障で出場できなかったが、ケガも回復したという。「全日本はここ2年間は20位前後。3年前は(過去最高の)9位だったので、再び1桁の順位に戻したいという思いはあります」と話した。
 北口監督は、「東日本のころは日下選手も含めて故障者が多かった。非常に厳しい状況で、3位もあれば、予選落ちもあると思っていた。ようやく少しずつ戻ってきているところ。故障者が多いと練習も無理できないが、この後軌道に乗れば元旦に向けて上げていけると思う。全日本は8位以上を狙っていきたい」と話した。
 日立物流陸上部は市内にクラブハウスがあり、松戸運動公園などで練習をしてきたが、今年は改修中のため、三郷市や船橋市まで出かけて練習しているという。また、江戸川サイクリングロードや21世紀の森と広場でもランニングすることがあり、市民から声をかけられることもあるという。
【戸田 照朗】

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