わたしのページ(読者投稿)2019年7月28日
蚊を捕まえるオススメの技
夏といえば、海、スイカ、花火、そして蚊。蚊が壁やふすまに止まっている時に、叩いて壁に血がべっとりついてしまったことありませんか。そんなことにならずに蚊を捕まえるよい方法があるんです。
用意するものは2つ。プラスチックの透明なコップまたはカップ(ゼリーなどの容器)と、うちわ(厚紙なら何でもOK)。
壁に止まっている蚊を見つけたら、透明コップとうちわを持って静かに近づき、蚊の下方から、そうっとコップを被せます。反対の手で蚊を潰さないように、ゆっくりと壁とコップの間にうちわを差し込みます。これで捕獲成功です。
蚊を手で叩くよりも意外と簡単にできると思います。なぜかというと、蚊は後ろ足で空気の動きを感じていて、手で蚊を叩こうとすると、空気の流れや気配で蚊に気づかれ、逃げられることが多いのですが、コップを使うと空気が乱れにくいので、捕まえることが容易になるんです。
捕まえた蚊は外に逃がしてあげるなり、放置するなり、ご自由に。また、飛んでいる蚊を手で叩く時は、左右からではなく上下から挟むように叩くとよいです。蚊は横の動きに弱いので、うまく逃げることができず、仕留めやすくなるんです。
よかったら試してみてくださいね。(稔台・でんでん太鼓)
キャッシュレスより私は現金派
スイカやパスモを使うようになって、10年近くになるだろうか。
電車やバスに乗る時だけ使っている。幾らかかったのか分からないので、後でインターネットで調べて家計簿に記入。切符を買った時はすぐ金額が分かるのだが、急ぐ時や、混雑している時は便利だ。先払いでスイカもパスモも数円安い。
スイカとパスモ以外はキャッシュレスというものを使っていないと思う。
スーパーなどへ買い物に行く時など、購入品目、金額を計算して行くので買い過ぎることもなく、千円札、一万円札を出したらお釣りは幾らと暗算してボケ防止になりスマホより財布の方が軽い。
先日、スーパーで「毎日買い物をする度に3パーセント引きになります」とパンフレットを渡された。わたしも持っている(使わないけれど)。1か月後ぐらいに通帳から引き落とされるのだが、通帳の記帳、管理が面倒だ。キャッシュならその都度家計簿に記入、残金もすぐわかる。
どうもわたしは古い。老いた人間かもしれない。通帳1冊より財布に何枚かのお札が入っている方が似合う。
先進国でキャッシュレスの遅れている国と言われても、老いさき短いわたしの金の使い方は、自由にさせてほしいものだ。(常盤平・まつどじゅうみん)
それを言っちゃあおしめえよ!
おなじみの「男はつらいよ」の寅さんはちょくちょく、おいちゃんから「出て行け!」と怒鳴られますね。すると寅さんは「それを言っちゃあおしめえよ」と返します。内心は「そんなに簡単に結論を出すなよー」と言いたいのですね。
ところで、わたしたち5人はおじいさん、平均年齢は75歳、後期高齢者と同じです。
年に数回、お蕎麦屋さんでワイワイガヤガヤやります。暗い話はナシ、楽しい体験トークが大前提です。
なかでも話術巧みで陽気なMさんは、我々4人の耳を引き付けます。
「晩酌は楽しみなんですがねえ、いつも寝てしまい、女房に『早く風呂に入ってー』と起こされるんですよ」と、名調子が始まりました。「ところがその夜は、たまたま娘夫婦が孫も連れてきまして…」と、続きました。
その時でした。その夜の飛び入り参加のNさんが一声、「だったら風呂と晩飯を逆にしたらいいじゃないですか」と。
寅さんだったら「それを言っちゃあおしめえよ」と返す場面です。悲しいかなわたしにはその咄嗟の対応が浮かばず、そこでジ・エンド。情けない。
「まあまあまあ、それはそれとして。で、どうなりました?」って言えばよかったのに。(呵々大笑 75)
健康対策に健康マージャン
松戸市内の市民センターにおいて、最近特に高齢者対象のクラブまたは同好会的に多種多彩な行事が開催され、そのなかで特に人気なのが「健康マージャン(麻雀)」。多くの方々が出席されています。
みなさん若いときに楽しんだ経験を生かして、和気あいあいとおしゃべりし、また賭け事をしないというルールの元に、しかし勝ち負けに関しては男性女性等関係なく和気あいあいと楽しんでいます。
マージャン特有の相手との駆け引き、マージャン牌を並べるのに手を使うため手の刺激になったり、勝ったときの点数の計算では頭の刺激等、身体の健康にも役立っているみたいです。
同年代のコミュニケーションも兼ねて「健康マージャン」をする方がこれからも、もっと増えていけばと願っています。
マージャンを初めてする方にも先生が丁寧に指導してくださるので誰もが楽しめるテーブルの遊びです。おしゃべりでストレス解消裕福な時間が持て、健康増進にもってこいと思っています。これからもいろいろな方と交流をもち、健康対策のひとつになればと思っています。
(胡録台・マージャン)
詐欺にかからないようにしましょう
昨今、高齢者を狙う詐欺が横行している旨の報道を耳にしますが、遂に我が家にも詐欺のはがきが届きました。
はがきには「総合消費料金未納分訴訟最終通知書」と表記があり、連絡先として民事訴訟管理センターの所在地と電話番号が書かれていました。そして、「裁判取り下げ最終期日までに連絡なき場合は管轄裁判所に出廷することになります。裁判を欠席すると相手方の言い分通りの判決が出され、給与、財産の差し押さえなどの恐れがございますので十分ご注意ください」とありました。
以前にこの様な詐欺があると聞いていたので、わたし共は連絡をするような事はしませんでしたが、なかには信用してしまう人がいても不思議ではない内容なので注意した方が良いと思います。
まずはちょっとでも怪しいと思ったら警察に連絡して、対処の仕方を聞いて詐欺にかからないようにしましょう。(小金きよしケ丘・賢児)
母の介護生活前に戻れたら
わたしは父親と幼い頃に離別しました。母は大変な苦労を重ねながら、女手一つでわたしを育ててくれました。
わたしが社会人になって10年ほど過ぎた頃に、母の大好きなスイスへ一緒に旅行しました。母は涙を浮かべながら大変喜んでくれて、わたしも親孝行が出来て良かったと嬉しく感じました。
それ以降、内外の旅行を一緒に楽しみながら、楽しい時間を過ごしておりましたところ、平成23年に母は要介護4の介護生活に入りました。わたしは在宅介護をするため、早期退職を余儀なくされ、現在に至っております。
母は令和になった現在90歳を迎えました。わたしは平成の懐かしい思い出に浸りながら、そして出来ることなら、平成22年以前に戻りたいと願いながら、介護生活を送っております。(常盤平・曖昧模糊)
守りたい他人への配慮と気遣い
「不寛容」。
前号の石井裕子さんの投稿を読んで、わたしの頭に浮かんだ言葉がこれでした。自分が気に入らないものはすべて悪い。最近、そういう人が目立つ気がします。
スーパーでのクレームもそうですが、無駄にキレている人が多いこと。
市役所で、銀行で、飲食店で「10分も待っているぞ!」と怒り、エスカレーター片側歩行は実は危険なのに人を突き飛ばすように走って行く。一体、何分短縮できるのって感じです。
電車の中では、スマホに夢中で降りる人の邪魔になっている人を毎日見かけます。スマホのおかげで便利になりましたが、便利が当然になり、待てない人や気遣いができない人も増えた気もするのです。
わたし自身は新幹線や電子レンジ、留守電といった(昭和の)発明に感謝。夜中にメールできるのは有難いことかも知れませんが、相手の時間を考えて電話をかけていた昔の時代も好きです。
生活にはスピードも大事でしょうが、他人への配慮という人としての一線は守りたいと思っています。(牧の原・欅レッド 55)
戦争は破壊だけで何も生まない
大阪でG20が開かれ、各国の首脳が集まった。首脳の思いは世界平和だと思う。
終戦の時、2歳だったわたしは記憶の中に戦争はほとんどない。母から聞いた話で「防空壕の中に入るのが嫌で逃げ回って困った」ということだった。
伊豆の親戚を頼って疎開し、小学3年生まで過ごした。その後、静岡県の町に移り住んだが、勉強について行けず小学校時代は大変だった。
親戚でも戦死して帰らない人、消息不明の人が何人かいて、家族は悲惨だった。わたしの父は運良く帰ってきたが、戦争はマイナスなだけです。戦争は破壊だけで何も生まないと思う。
少子化がいわれている今、命を大切にしたい。平和な社会を作るためにみんなで協力してがんばってほしいと心から思う。(松戸・鳩さん)
夫を故郷へ連れて帰りたい
もうこの病を克服するすべは無いのだと悟った夫は「オレはパーキンソン病の長寿記録を作るぞ~」と拳を小さく振り上げて宣言した。しかしその願いも虚しく、病魔は刻一刻と全身をむしばみ、6月上旬息を引きとった。
この数か月、しゃべることはおろか、意思表示もできなくなっていたが、家に帰りたいと言っていた頃を思い出し一時帰宅を果たしてから、施設に戻って数時間後のことだった。
冷たくなった夫の頭をなでながら「わかりやすい所で待っているんだよ。必ず行って捜すからね。今までご苦労様」とささやいた。
葬儀の後、毎夜遺影の前にへたり込み、生きる目標を失って涙する日々。すぐにでもその約束を果たしたいと思った。
しかし遺影の夫は訴える。「オレはどうなるんだ!」。
位牌を作り、四十九日の法要の手配と納骨の準備をしなければ…、と自分を奮い立たせた。
今、できれば遺骨を抱いて夫の故郷へ連れて行ってあげたいと願っている。(仲井町・友寄綾子 73)