松戸・県内の11銭湯で開催
桜・湯めぐり2019
廣瀬十四三氏の銭湯ハンコ集めプレゼントも
千葉県の銭湯11軒(松戸市内は5軒)が参加する「Fの会」では、5月6日まで「桜・湯めぐり 2019」を開催中。「Fの会」の銭湯11軒をめぐり、お遍路のように銭湯ハンコ作家・廣瀬十四三さんが制作した各店オリジナルのハンコをもらう。桜バージョン手ぬぐい(1枚100円)を買って参加。先着3人に「ゆっぽくんピンバッチ」(東京浴場組合所有)をプレゼント。最後のハンコを平和湯ランド(松戸市五香西1-12-12)でもらうと「銭湯大使」のハンコがもらえ、先着10人に額縁がプレゼントされる。3月22日現在で8人がクリアーしているが、好評なら追加のプレゼントも検討するという。
松戸市公衆浴場組合の組合長を務める平和湯ランドの土肥一夫さんは、昨年も「湯めぐり」の企画を市内5軒の銭湯で実施。今年は他市の銭湯も参加して拡大開催している。
千葉県公衆浴場業環境衛生同業組合松戸支部に加入する銭湯は大正14年~昭和11年が8軒。最盛期の昭和39年~45年は30軒があった。しかし現在は5軒にまで減っている。ここ数年で惜しまれつつ2軒が閉店した。千葉県内では現在48軒が営業しているという。土肥さんらは〝街のお風呂屋さん〟を守るべく様々な企画を考えている。
廣瀬十四三さんは、銭湯ハンコ作家、コラムニスト。全国公衆浴場業生活衛生同業組合連合会(全浴連)と東京都浴場組合公認のスタンプデザイナー。全国浴場新聞に「銭湯ハンコ絵語り」を連載中。【戸田 照朗】