台湾インバウンドシンポ
来月体験ツアーも

台湾×松戸インバウンドシンポジウム

 2020年の東京オリンピック・パラリンピックなどを背景に、首都圏へのアクセスの良さから松戸に訪れる外国人旅行客も今後さらに増えていくことが予想されていることから、今月8日、民間まちづくり会社・株式会社まちづクリエイティブの1階イベントスペースで「台湾×松戸インバウンドシンポジウム」(松戸商工会議所主催、株式会社まちづクリエイティブ主管)が開かれた。
 同社では、松戸駅周辺に集積しつつあるクリエイター人材や地元店舗とともに、台湾人旅行客を想定したまち歩き体験ツアー「MAD宿ツアー」を来月開催する予定で、今回のシンポジウムはそのプレイベントとして行われた。「MAD宿ツアー」の予定コースは、原田米店、松戸神社、ひぐらし酒店、栄泉堂岡松、葛西屋(お庭見学、お茶体験)、八嶋商店(提灯づくり体験)、PARADISE(アーティスト滞在施設)、家庭用品の山田屋、高砂通り商店街横丁、ひよし(焼酎試飲会、枡のお土産付き)。
 ゲストは建築家で台湾元智大学アーツ&デザイン学科学部長、同大学アートセンター・センター長の陳冠華(チン・カンカ)氏とイギリス・ウエストミンスター大学視覚文化研究所にて博士学位取得、現代アートとメディアが発展するプロセスについて研究している頼依欣(ライ・イーシン)氏。
 二人は事前に「MAD宿ツアー」のダイジェスト版を体験した上で、シンポジウムに参加。台湾人のライフスタイルや観光動機、興味関心、台湾側の先進的な地方の取り組みなどを紹介した。

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