昭和の杜博物館で忘年会
先月、紙敷の一般財団法人昭和の杜博物館(吉岡光夫理事長)で恒例の忘年会が行われた。同館は昭和のなつかしい自動車、電車、船舶や飛行機などの乗り物、日用品や、昭和を代表する挿絵画家・小松崎茂の作品などを展示している。
2010年11月に吉岡理事長のコレクションを展示する個人博物館としてオープンしたが、昨年一般財団法人となった。京成観光バスツアーのコースともなり、観光客も訪れる。
来賓としてあいさつした渡辺博道復興大臣は「大震災から7年9か月。いまだにふるさとに帰れない人が大勢いる。一刻も早くふるさとに帰れるように復興を促進することが私の仕事。福島の農産品、水産品への風評被害がいまだに厳しい。みなさんも福島の農産品を支え、広めていただきたい。また、多くの人に昭和の杜博物館に来場していただいて、この地にこんなにすばらしいものがあるということを知っていただきたい。それが、地域の活性化につながると信じています」と話した。
同館への問い合わせは☎369・7870。【戸田 照朗】