「キテミテマツド」来春オープン
伊勢丹跡にショッピングセンター
今年3月に閉店した伊勢丹松戸店の跡に来春、新たなショッピングセンターが開業することが決まり、このほど合同会社松戸ビルヂングより正式に発表された。名称は「キテミテマツド」で、プレオープンを経て、来年4月のオープンを予定。松戸市の新たなランドマークを目指したいとしている。
「キテミテマツド」は、旧伊勢丹松戸店の全フロア(地上11階地下2階建)を活用し、約50店舗のテナントを迎える。核店舗は食品スーパーを想定し、大型物販、フードコート、ルーフトップレストランなどの店舗を予定している。
また、県からのパスポート発給の権限移譲を受けて市が開設する「(仮称)松戸市パスポートセンター」が9階部分に入る。業務開始日は3月18日で、ほかの店舗に先駆けてオープンする。月曜から土曜日の午前9時から午後4時30分まで開所(土曜は交付のみ取り扱い)。日曜、祝日、振替休日及び年末年始(12月29日から1月3日まで)、その他、キテミテマツドの全館休業日は休所する。取り扱い業務は旅券の発給申請受付及び交付だが、市独自のサービスも予定しており、後日公表するという。
松戸ビルヂングでは、松戸市だけでなく、若い世帯の流入が続く東京北東部、柏市、流山市など周辺都市からの来客促進も狙い、キテミテマツド開業により松戸駅周辺の活性化にも貢献していきたいとしている。
なお、具体的なテナント名や予定しているプレオープン時期などについては今後、段階的に公表していくという。
【竹中 景太】