今月のラジオポワロ(2018年3月)
あじさいねぎのレシピ特集

あじさいねぎを栽培している成嶋伸隆さん(右)

 今月の「まつどベジフル倶楽部」では、松戸のブランドねぎ「あじさいねぎ」の美味しいレシピをご紹介しています。そこで、「まつどベジフル倶楽部」のパーソナリティであり、農家で野菜ソムリエの成嶋さんに、改めてあじさいねぎについて教えていただきました。
 みなさん、こんにちは。松戸市の農家で野菜ソムリエプロの成嶋伸隆です。
 私が主に栽培しているあじさいねぎについてお話しします。
 松戸市には、白ネギと青ネギのブランドネギがあります。一つは、矢切ネギ。もう一つは、あじさいねぎ。あじさいねぎは、小金地区で江戸時代末期から細々と栽培されていました。
 あじさいねぎという名で、本格的に栽培されたのは今から35年前。現在は約30軒の生産農家がいます。
 名前の由来は、「味」が良くて「彩」が良いネギ。紫陽花で有名な本土寺が産地にあることからも来ています。
 青いところが多く、柔らかいのにシャキシャキとした食感。薬味としてはもちろん、酢味噌和えなどメイン食材としても使えます。
 また、約三分の一が白身で、太さも小指程度あるので、白ネギとしても使え、一度で二度おいしいネギです。
 ほとんどが都内に出荷されていたため、松戸市での知名度はまだまだ。地元でも知って食べてもらおうと市内飲食店での取り扱いも徐々に増えています。
 また、あじさいねぎを材料とした加工品もあり、その一部の商品が松戸市のふるさと納税返礼品にもなっています。
 あじさいねぎの魅力をもっと知ってもらうため、松戸のコミュニティラジオ「ラジオポワロ」の番組の一つ「まつどベジフル倶楽部」でも情報発信を行っております。
 番組では、松戸市をはじめ千葉県の野菜・果物のことをいろんな角度から紹介しています。
 3月の番組では『あじさいねぎのレシピ特集(和風編)』を、4月は『あじさいねぎのレシピ特集(洋風編)』というテーマで、あじさいねぎの食べ方提案をいたしますので、ぜひ聴いてみてください。どうぞよろしくお願い致します。

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